SNSはあくまで「つながるツール」。「くらべるツール」にしてはいけない
有名人や現実の世界では会えないようなスゴい人でも、ツイッターなどのSNSを使えば、簡単に「つながる」ことができます。
堀江貴文さんや落合陽一さんなどの天才や、ゆうこすさん、はあちゅうさんなどのインフルエンサーも、フォローしているだけですごく「身近に」感じられます。
ツイッターなどのSNSは世界が「フラット」になって、会社も業界も関係なく気軽に「つながる」ことができます。これはとっても素敵なことです。
でも、一方でこんな感覚に陥ることがあります。
「この人、ほんとすごいなー。それにくらべて俺は……」
「この人、めちゃめちゃいいね!がつくなー。それにくらべて私は……」
「リアルでは会わないようなスゴい人」と自分をつい、くらべてしまう。すると劣等感を抱いてしまい、この繰り返しが知らないうちに少しずつ心を傷つけていきます。
SNSがない時代であれば、くらべるといっても、職場のトッププレイヤーと成績をくらべるくらいだったでしょう。もしくは、友だちや知り合いとくらべるくらいだった。それが、SNSになると、日本中がライバルになります。下手をすると世界中がライバルになる。
SNSを使っていると気づかないけれど、自然とその分野や業界のトップと張り合ってしまっているのです。これでは、どんな人でも劣等感を抱くのは必然と言えるでしょう。
大切なのは、ツイッターなどのSNSを「くらべるツール」として使わないことです。
「あの人は1万人もフォロワーがいるのに、俺は……」
「あの人はいいね!が1000個もついてるのに、私は……」
そういう発想をしないこと。
「あの人は1万人フォロワーがいるんだな」
「あの人はいいね!が1000個ついてるんだな」
で思考を止める。
よく親に言われた「他人は他人」というやつです。
どうしてもくらべてしまって、劣等感が拭えないときは、フォロワーを変えたり、ミュート機能を使って目に触れないようにするのも手だと思います。
劣等感さえ抱かなければ、ツイッターなどのSNSは楽しいし、とっても便利です。誰かとつながることも簡単です。気が合えば、リアルの知り合いになることもできるでしょう。
「くらべるツール」ではなく、あくまで「つながるツール」として使う。
これが、SNS疲れを起こさず、メンタルをすり減らさずに「SNSライフ」を楽しむコツなんだと思います。
(この記事の元になったツイートはこちらです。)
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