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企業がツイッターよりもnoteに力を入れるべきこれだけの理由

今日はなぜ企業がnoteをやるべきなのかという話をしたいと思います。

ぼくは個人的には「ツイッター」よりも「note」のほうが、ていねいで、リスクの少ない発信ができると思っています。

別にnote社の回し者ではないのですが、企業の広報やトップはもっとnoteを活用すべきなんじゃないかなーと思っています。

noteで発信をするとどういういいことがあるのか?

思いつくものをいくつか挙げてみます。

誰にも盗まれない「資産」になる

まず、noteにコンテンツをためていくと、誰にも盗まれない「資産」になるということです。

ビジネスの世界では、あらゆるものがどうしても「コモディティ化」していきます。ビジネスモデル、価格戦略、採用、顧客獲得……あらゆる場面でどんどん競争が激しくなって、最終的に同じようなところに落ち着いていく。

競合他社に抜きつ抜かれつしながら、なんとか踏ん張ってビジネスを続けていく、というのがよくある光景です。

ぼくが編集者としてついている、ある経営者にこんなことを言っていただいたことがあります。

「noteを続けていくと、絶対に盗まれない資産になりますね。ビジネスをやっていると、いろいろ追随されますが、このnoteだけは絶対マネできないですよね」

その会社は、わりと競争の激しい業界に身を置いていて、少し抜きん出たとしても、すぐにキャッチコピーを似たようなものにされたり、料金体系をマネされたり、いろいろと追随されてきたそうです。

でも、noteでコンテンツを発信していれば、そこは絶対に盗むことはできないわけです。

経営者の人生は唯一無二です。その会社が歩んできた歴史も唯一無二。ゆえに、noteのコンテンツは「唯一無二」のものになります。他社がマネしようと思っても、コピーしようと思っても、そこだけは絶対に不可能です。

あらゆるものがコモディティ化していくこの世界において、唯一盗まれないものがそうしたコンテンツ。会社のストーリーであり、経営者の人生なのだ、ということにあらためて気づかされました。

「お客さん」ではなく「ファン」が生まれていく

noteで発信を続けていくと「ファン」が生まれていきます。

これまでのビジネスで「ファン」をつくることは、けっこう難しいことでした。どうしてもそこは「お客さんどまり」になりがちだった。購買の瞬間だけお付き合いする「お客さん」です。

しかし、noteで企業の雰囲気や経営者の人格を継続的に伝えていくと、だんだん「お客さん」から「ファン」に近づいていきます。購買の瞬間だけでなく、その後もずっと交流する対象になるので、「お客さん」以上の感情が生まれるわけです。

魅力的な発信ができれば、「もうその会社じゃないとダメなんです」「やっぱり御社のサービスがいいんです」くらいのファンになることもあるでしょう。

これもnoteで生み出される価値だと思います。

採用でミスマッチが減る

noteを続けると、ファンが増えていく一方で採用にも寄与します。

これもぼくが編集者としてついている、ある経営者の方の言葉です。

「noteでどんどん発信していると、採用の絶対数も上がりますし、なによりミスマッチが起きづらくなる」

これは必然のことでしょう。会社の思っていること、会社が成し遂げたいことを、きちんと言葉にして外に出しているわけです。それを読んで応募してくるのですから、ある程度は会社のことを理解しているはずです。

これまで採用活動というのは、多くのケースで企業は「選ぶ側」でした。たくさん応募してもらって、その中からいい人を企業が選べばよかった。

しかしこれからは、むしろ企業は「選ばれる側」です。優秀な人に自社を選んでもらわなければいけない。

そのときに企業側から何も発信をせずに、いい人に来てもらおうというのは虫がよすぎるのではないでしょうか。やはり、会社の哲学や思い、文化みたいなものを伝える必要があると思うのです。

「自分たちの会社は、こういう会社です」とていねいに、きちんと伝えていく。地味でも、そうやってコンテンツを整えておくことで、いい採用ができて、いい会社になっていく。noteという一点から、いいスパイラルが生まれていくはずです。

企業が自ら「メディア」を持てる時代

これまで企業はメディアを持つことができませんでした。あったとしても、サイトとか、Twitter、Facebookくらいです。

きちんと思いを届けたり、ていねいに考えを伝えていく。そういうメディアがなかった。

そこで「note」が登場したわけです。

noteを使えば、企業の考えていること、思い、そういったものをていねいに伝えることができます。きちんと書けば、誤解なく伝えることができる。

たとえばTwitterなどの短い文章だと、それだけが一人歩きしてしまったり、炎上のリスクもあるでしょう。しかしnoteであれば、ある程度の長さの文章を届けることができるので、ていねいな発信ができて、誤解を生みにくくなります。

メディアを持つことができるということは、自らブランドをコントロールできるようになる、ということです。

これまで企業は、新聞や雑誌、Webメディアなど「外部のメディア」と連携しながら発信しなければいけませんでした。もちろんそれも未だに強力なのですが、場合によっては「メディア側の意図」も入ってきますし、企業が本当に伝えたいことではないことが記事になることもあったでしょう。

企業がnoteというメディアをきちんと運営できれば、企業の伝えたいことを伝えられます。うまくコンテンツにできれば多くの人に読んでもらうことだって不可能ではない。それが確固たる「ブランド」になっていくはずです。

よろしければ、こちらのnoteも併せてご覧ください。


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