リーダーが持つべき強みとは何か(942)
リーダーは、強ければいいのではなく、弱くてもいいのではないのです。自分の力量を知って、メンバーの力量を知って、互いの弱みを補いながら、「1+1」が2以上の総合力を発揮させるのがリーダーです。
リーダーにとって大切なことは、
・ビジョン・目標を設定して、分かりやすくメンバーに示して、
納得して行動してもらう。
・自分及びメンバーの能力を把握して、適正な仕事の配分を行う。
・全員がやっている仕事を、途中途中に評価し、必要に応じて
サポートする。
・達成すべき目標と現実のギャップを見極めて、問題解決をする。
・一定期間後のメンバーの貢献度を評価する。
ということにあります。
そのことが分かれば必然的に「リーダーが持つべき強み」が明らかになります。
・組織として何をすべきかというビジョン設定力(俯瞰力、状況把握力、
分析力)
・組織として必要となるスキル一覧を作り、メンバーの能力一覧の作成力
・組織としての仕事をプロジェクトとみなしたプロジェクト管理力
・問題解決力
・メンバーの貢献度を公平に評価して人事考課を行う評価力
といったことがリーダーに要求される能力となります。
なお、上述の評価について補足しておくと、ハロー効果、ステレオタイプ、などに陥らないようにすべきです。特に、ある分野で能力が無い人を、他の分野も同様に能力が無いというように評価してはいけません。個々人の弱い点と強い点を明確に分けた上で、公平に評価すべきです。
さて、自然と分かるように、全てのことにおいて強みを発揮できる人はあまりいません。したがって、リーダー自身が弱い点については、だれか他の人に助けてもらうという意識を持っていなければなりません。自分は最高なのだなどと慢心してはならないのです。助けを必要とする場合には、謙虚に他者に助けを求めるべきなのです。
現在は、ダイバーシティ(多様性)の時代になっています。リーダーは、あくまでもメンバーを動機付け、メンバー間での相互補助ができるような風土を作っていかなければなりません。さらに、組織全体がポジティブな感情を持てるように運営していくことが重要になってきます。
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