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今日も埋もれていく私のエッセイ

私は絶望を書く。

だがいくら書いても、君には届かない。

いくら叫んでも、誰にも聞こえない。

苦しい。

誰かの助けを待つ。

寂しい。

寄り添ってくれる人が欲しい。

理解してくれる人が欲しい。

痛い。

痛みと苦しみ、悲しみから逃げまどう日常。

これは罰なのか。

この痛みは、どうやったら消えるのか。

誰もが痛みを抱えているのか。

この痛みを感じない人は、いるのだろうか。

教えて欲しい。

この闇から、出口の見えないトンネルから、どうやったら抜け出せるのか、誰か教えて欲しい。

いくら声をあげても、たくさんの声に、たくさんの叫びにかき消されていく。

私の心のエッセイは、膨大な数のエッセイに埋もれていく。

誰も読まない。

読まれたいという気持ちは、誰にも読まれない。

それでも書きたい。

私の書く文章には、光は射さない。

希望は生まれない。

救いの詩は書けない。

悪魔が囁くから。

誰も知らない。

誰も気付かない。

読者など、読み手など存在しない。

私の言葉は人間には聞こえない。気付かない。

私が悩み苦しみ、葛藤しようとも、世界は周り続ける。

変わり続ける。

私はきっと

遠いどこかで、生まれる前に罪を犯した罪人なのだ。

でも私は、声が枯れても叫ぶ。

給料出たばっかりやのに、もうお金ないねん!

ないねん!

ないねん…!ないね…ない…(エコー)

信じられへん。

どうなってんの?

何やってんの!

誰のせいでもない。

ただ、自分を責める。

私はエッセイを柿、間違えた、エッセイを書き、自分と対話する。

だが答えは出ない。

でも私は、明日も叫ぶだろう。

お金が無いと。

今日も埋もれていく、私の声。

きっと明日も埋もれていく、ワイのエッセイ。


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たかやん
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