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AIの無感情性

おはようございます!
 
自動車のナビゲーターは便利です。
 
私は山岳部に所属していたので、
地図を見ることが好きですし、得意です。
 
街を歩いていても、車を運転していても、
無意識に東西南北を認識しながら
移動しています。
 
ですから、ナビゲーターが出始めた時は、
地図派でナビを使いませんでした。
 
昔のナビは雷が落ちたりすると
間違ったりしていましたが、
地図派の私はナビが間違っていると
自分を信じ運転し、
私が正しかったことが何度かありました。
ひそかな自慢でした。
 
しかし、ナビを使うようになりました。
 
それは、ナビの音声案内が快適だからです。
 
途中で曲がるところを間違えると、
助手席にいる人は、
「えっ?!違う!今のとこ曲がらなきゃ!
何してんの?」
と文句を言います。
 
しかし、ナビは文句ひとつ言わず、
間違った時点からの
新しいルートを黙って教えてくれます。
 
そうです、こちらが間違っても、
何一つ言わず、何食わぬ体で、
次の策を提示してくれるのです。
 
無感情なのです。
 
これが快適でナビを使うようになりました。
 

 
さて、無感情であるのが
ナビひいてはAIの特徴だとすると、
困ってしまうことがあります。
 
AIで戦争をすると、
無感情なので戦意喪失という状況がなく、
どちらかが消滅するまで続いてしまう
のではないかと気になります。
 
一億玉砕と言われたあれです。
 

 
仕事をルーチン化するのは
余計な心のエネルギーを使わないためには
有効です。
 
しからば、
どこで心のエネルギーを使うのか?
どこで感情を起動させるのか?
はとても大切な論点となって
浮かび上がってきます。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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