言の葉って良い言葉ですね
おはようございます。
コトとヒトの間合いを考えた一年でした。
採用では、
技術のある人を採るか、
人間性のある人を採るか迷います。
技術も人間性もある人は採用ですし、
どちらもない人は不採用です。
しかし、どちらかだけの人は
トレードオフで迷います。
また、AIでも
AIに置き換えられる仕事はどのようなもので、
人に最後まで残る仕事は何かと議論されます。
定型化した業務だけでなく、
判断業務もAIに置き換えられ、
人に残るのは、
感性にかかわるところだけともいわれます。
さらに個人的には、
戦中派の価値観がマイブームでした。
本土決戦、一億玉砕と言われていたのに、
そのような話は無くなり、一日にして、
マッカーサー万歳、民主主義万歳と
大人は豹変しました。
それで、戦中派の子供は
人の価値観はいくらでも変わると思い、
変わらないものを探し、
傾倒していったと聞きます。
その先に技術立国日本、
ものづくり日本がある
と解釈する人もいます。
私はこのようなことを考え、
コト(事)とヒト(人)の狭間、
自然科学と人文科学の狭間を
行ったり来たりしていました。
そして、その間を埋めるには、
丁寧にことばを扱うことだと思っています。
感情にまかせたヘイトなことばは
聞くに堪えないのは言うまでもありません。
ただ、人の心に思いがいたらない技術用語も
いただけません。
例えば、人流や行動変容です。
どちらも人に習慣を変えてもらおうと
始まった活動ですが、
とても人の心に響く言葉ではありません。
コトとヒトの懸け橋になるような
ことばを丁寧に紡いでいきたい。
言の葉って良い言葉ですね。
良いお年をお迎えください。
安島
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