![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/104571657/rectangle_large_type_2_67b6e6e0d7e0648c948b0df990653a93.png?width=1200)
生き残っていく人
おはようございます!
人材育成に関する論考がありました。
私が敬愛する
上(かみ)医師が投稿しました。
https://www.fsight.jp/articles/-/49739
メジャーリーグで活躍する
日本人選手を分析したものです。
自分で考える力を持つことが大切
としていて、まったく同感です。
メジャーリーグでは、
初見はともかく、
その後は徹底的に分析されて、
丸裸にされるそうです。
投手にしろ、打者にしろ、
対策が講じられ、
抑え込まれてしまうそうです。
問題は、そうなってから
さらに上をいく対策を講じられるかです。
そしてまたそれが封じられれば、
その上をいくのです。
無限に向上していくことになり、
それを自分で考えられるかどうかが
勝負の分かれ目となります。
*
これは、
経営コンサルタントの世界でも
同じです。
おそらく、どの世界でもそうなのでしょう。
世の中、定番の問題など
問題ではありません。
答えがあるからです。
苦労するのは、答えがない問題です。
さらにつらいのは、
何が問題かわからないときです。
そうした時は、
自分で考える力がないと
乗り越えられません。
私が一緒に働きたいと
採用のオファーをする人は、
自ら考えてきた人です。
自ら考えるのが好きな人です。
はたから見ると
遠回りをしているように見えても、
本人はまっすぐに考えて
行動している人が好きです。
たとえば、
進学校でトップクラスの成績を収め、
自分の将来が見えたと思い中退し、
ボランティア活動にいそしんだという
生意気な若者です。
3-4年後、
ボランティアをしていて、
高校中退では
誰も自分の話を聞いてくれないとわかり、
大検を受けて一流大学に入り、
20歳代半ばでうちの
新卒採用の門をたたいてくれました。
私は即、一緒に働こうと声を掛けました。
たとえば、
防衛大学校で鉄砲を担いでいた若者です。
自分よりも体力も経験も豊富な
たたき上げの年下の兵に、
いざ戦闘となったとき、
弾が飛んでくる中、
突撃命令を出して
従ってもらうにはどうしたらよいか
と悩んでいました。
彼は、日頃の生活態度で
わかってもらうしかないと
絞り出すように話していました。
また、トップダウンの軍隊で、
創造性を発揮するにはどうしたらよいか
という問いにも取りつかれていました。
一緒に働くことになったその人は、
ある大学病院の仕事で、
教授陣から非難を浴びながらも、
何ら後ろめたい仕事はしていないと
声を張り上げ部下を守り、
先方からの協力も取り付けていました。
*
自分で考える人は
ChatGPTが普及した世界でも
生き生きと暮らしているでしょう。
今日もよろしくお願いします。
安島