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trunk_chiyo
なぜ書くか?
おはようございます。
私は思考を深めるために書きます。
35年以上の仕事の蓄積を思えば、
書くことに困らないだろうと
10年位前に毎日書き始めました。
ところが、2‐3か月もすると
在庫がなくなりました。
自分の底が知れた気持でした。
これはいかんと毎日周囲を見まわし、
考えるようになりました。
考えることもだんだんと
マージナルな領域に入り、
後で思い出そうとしても
思い出せなくなりました。
出勤途中に、んっ!と思いついたのですが、
机に向かって書こうとしても思い出せません。
心の引っ掛かりの感触は残っているのですが、
心の中をくまなくさらってみても
淡雪のように消えてしまっています。
言葉になる前の世界です。
西田幾多郎の純粋経験とはこのようなこと
なのでしょうか。
思考とは呼吸のようなもので、
吐きだせば吸うことになります。
私にとって書くとは、思考であり、呼吸です。
今日もよろしくお願いします。