10日間の瞑想合宿に参加して生きるのが楽になった話~その6~
コメントにてヴィパッサナー瞑想合宿中における睡眠についての質問があったので、回答します。
Q.2日目以降は、熟睡できるものでしょうか。
A.当然ではありますが、寝られる人と寝られない人の両方がいます。僕は割とよく寝れましたが、全く寝られない人も中にはいました。
ただ不思議なことにその人は寝なくても意外と瞑想修行には困らなかったそうです。ずっと目を閉じているからか、あるいは瞑想中に細かく寝ているからかなと思います。
ちなみに寝られない事をアシスタント指導者に相談すると、瞑想をやってると寝なくても大丈夫だから安心しなさいと言われるようです。実際、寝れなかった人も意外と瞑想に困らず集中できたと言ってました。
あと早朝4:30~6:00の朝食前の瞑想は来なくても誰も強制招集してくれないので、よく寝られない人の一部は早朝の瞑想には参加しないでベッドで追加睡眠をとって適応していたみたいです。そういう風に修行を自分でカスタマイズする事も可能は可能です。
これに限らず全体的にスケジュールは守るべきものではある一方、厳守しなくても躾けたりは誰もしてくれませんので、そういう意味では全てにおいて自分次第な所があります。ここは自立が求められる場所なのです。
Q.就寝は相部屋かと思いますが、イビキ対策等のグッズは許可されているものでしょうか。
A.耳栓を持っていく人もいるようです。僕も一応持っていきましたが、結局使いませんでした。
小道具は電子機器類とか筆記用具・メモ以外は使っててもそこまでうるさくは言われないとは思います。
厳密にいえば聖なる沈黙が言明されていますからズルしてても特に誰も何も言いませんが。本当に全部自分次第なのです。
Q.合宿が進み、瞑想習熟レベルが上がると、睡眠時の他者イビキ/寝言等雑音への反応も無意識で受け流せるようになりますでしょうか。
A.そういう風に一元的ではなく多角的にモノが眺められて処理できるようになる人もいるかもしれませんが、それはそれとして万人がそういう風にそれらを受け流せるかどうかはまた別のような気もします。
もちろん技術的に習熟度合いがあがっていったら、結果的には受け流せるようになるのかもですが。
僕もいまだに色々な些事でもって日々自分の対応の未熟さを感じていますが、それでも以前よりかは柔らかく対応できるようになったような気はしています。これも修行ですねぇ
というわけで何か質問があったら遠慮せずにコメントください。では本編をはじめましょう。
/////////////////////////////////////////////////
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?