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やせ薬とハゲ薬はない!!

と、以前大手製薬会社で開発に携わっていた年配の薬剤師さんが言っていました。

軽装が増えるこの季節になるといわゆる「やせ薬」が売れます。
先の薬剤師さんは、「これレジする度に胸が痛くなるんだよ、入ってる成分、生薬の下剤みたいなもので飲めば出るのよ、だから溜まってる人は2~3kgは落ちるから、そこからは落ちないんだけどそれでも嬉しいようで又買いに来てくれるんだよね」と仰ってました。

私は身長160㎝で47~49kgの維持を心がけています(特に運動はしておりません)体感的にこれ以上痩せるとスタミナがなくなり、逆にこれ以上太るとフットワークが重くなり、自分の中ではこの範囲がベスト体重です。
子供の事で様々なサプリメントを試した中で気づいたのは「栄養バランスが整っている程太りにくい」という事実です。

ビタミンは体の中ではほとんど作る事ができないので、食品から摂取する必要があります又ミネラルは使うとその分消費されます。
基本は栄養摂取は食事から摂る事が大前提ではあると個人的には思うのですが、農薬の問題等で野菜の栄養価自体が下がってしまっている事(無農薬と激安スーパーの人参を切って見比べてみて下さい、皮の色だけでは分からないですが中の色の濃さが全く違います)や、脂質や糖質が多い現代食では身体がエネルギーに変換する際のビタミンミネラルが不足してしまい色んな不具合がおきています。
なるべく手作りを心掛けていますが、どうしても現代の食生活ではビタミンミネラルが慢性的に不足しているので、ベースサプリであるマルチビタミンミネラルは、その成分の種類が多く(私は29種類の内容成分の物を使用)高濃度で高活性な物を選んでいます。そして炭水化物少なめで蛋白質たっぷりの食事です。ここがポイントですが炭水化物を抑えすぎてもダメです、セロトニンの材料となるので不足すると甘い物を求めますし、気分の低下や疲れやすくもなります。ご飯やパン等の複合糖質と違い砂糖やジュースやお菓子の単純糖質は血糖値の上下時間が速くすぐお腹が空いてしまうので気を付けて下さい。
私はアイハーブの物を使用しています。
注)日本とアメリカのサプリの違いはその容量の差です。日本の物は「不足栄養を補給する量」でアメリカの物は「治療効果のある量」で日本の厚生労働省が示す容量よりはるかに多いです。日本のような健康保険がない米国製のサプリは値段が安く質が高いと個人的には思います。

抜け毛に関しては、これだけCMやウイッグの販売店を目にするということは女性でも悩んでる方が結構いらっしゃると思います。
私も産後の抜け毛薄毛は落ち込みました、生理が戻ってからはさらに酷くなり、肌もボロボロだったので鏡を見る度に自己評価が低くなっていました。
妊娠中は20kg太ったのに、産後はノイローゼ状態だったせいかあっという間に元に戻る以上に痩せていき、栄養状態も悪かったと思います。
サプリを試すようになってから格段に抜け毛が減り、肌の状態も良くなっていき、今となっては肌と髪トラブルは皆無です。

抜け毛薄毛の原因は、私のように産後のホルモンバランスの乱れや栄養不足や睡眠不足の他にも遺伝、白髪染めやカラーリングによる頭皮の問題や薬の副作用や病気によってもあるので一概にはいえませんが、髪の成分の80%はそもそも蛋白質です。だからと言って蛋白質を沢山取れば抜け毛が治るという単純な問題ではないと思いますが、私の場合は多めの蛋白源(私のおススメはプロテインからではなく、肉・魚・卵・大豆からです)そして蛋白質以外の栄養も積極的にサプリから摂って底上げしていき改善されていったように思います。

「肉を食べる高齢者は元気」と耳にした事はありませんか?
今は他界した私の祖母(髪がフサフサ)も、90歳過ぎても愚痴と意地悪が衰えず、朝からカツ丼を食べながらたまの帰省でも変わらず私に毒を吐く姿を見て「まだまだお迎えはこないんだなあ」と、友達に笑ってもらえるネタが尽きない事におばあちゃんのパワフルさを実感した事があります。

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