前回青森に来たときは仕事だったが、今回の目的は妹(演劇部)の東北大会である。正直忘れていた。それが目的だった。吹雪の臨海公園でガクガク震えながら朗読をすることが目的ではなかった(※前記事参照)。
ホテルから20分ほど歩いて青森市文化会館へ。せっかくなのでもう少しちゃんとまとまった文章を書こうと思ったのだが、しょうもないことしか書けなかったので途中でやめました。以下はその残骸。
演技については素人なのでほぼ物語についての感想になってしまった。涼介が辰彦を呼びに行って、そのあいだ他の4人が黙って待っているシーンが好きです。気まずい空気感が伝わってきた。未紗がお辞儀するシーンもそうだけど、台詞の量が多くて1時間ずーっと声が聞こえているので、たまに沈黙が訪れると妙に惹きつけられる。演出的な上手さでもあり、演技的な上手さでもあるのかな。
素敵な作品をありがとうございました。
青森駅へ向かう途中、両親がスコップとシャベル、どっちがどっちなんだと話し合っていた。母によると、釜石では小さい方をシャベルと言い、大きい方をスコップと言っていた。東日本と西日本で呼び方が逆になるらしい。
調べると、スコップ/シャベルは言語の違い(※スコップはオランダ語、シャベルは英語)で、もともと同じものを指しているとのこと。JIS規格では、足をかける部分があるものがシャベル、ないものがスコップ、と決まっている。
古書らせん堂でシェクナーの『パフォーマンス研究』を発見したので買おうとしたがお金がない。クレカも使えないらしく、困った。なかなか珍しい本なのでこの機を逃すわけにはいかない、と最終的に父に借金をして購入した。生活費も工面できないくらいお金がないのに、アホか。否、見つけた本を買い逃す方が阿呆である。生活のうえに本があるのではない。本のうえに生活があるのだ。生活は本のうえを横滑りしていくプレートのようなものである(意味不明)。
母に奢ってもらってジェラートを食べた。いちごミルク、洋梨、王林のトリプル。とんでもなく美味かった。美味いもんばっか食ってる。普段は納豆か冷凍餃子か牛丼しか食べてないので許してください。今日ばかりは。
新幹線に乗って帰仙。帰りは妹とイヤフォンを分け合って、ひたすらもものふさんのイラスト切り抜き動画を見ていた。
今年終わるんやな。儂が尿意の幽霊じゃ、ほな。