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美容師?米田星慧の著書を読んで。

徒然なるままに。今宵もおもったことをおもったように書いてゆく。気の向くまま。自由に。自己を消化し保存する手段として。

突然だが、今回は美容師?米田星慧についてnoteという公開自由帳のど真ん中に殴り書きで書いていく。まとまらない。まとまらないがいい。

米田 星慧とは

こう書いて「よねだ せいえ」と読む。漢字むずい。以下、米田と呼ぶ。米田は渋谷にあるメンズヘアサロン「GOALD」の店長であり、筆者のヘアスタイルをまかせている美容師?である。とにかく「」むずい。

そもそもこの漢字がなんと読むか分からない。割と長い付き合いのため、今更この漢字はなんと読むのかと聞くことは出来ない。都度、調べようと思うのだが、毎度忘却してしまう。人は忘れる生き物である。やむなし。

故に、米田について何か書く際は「GOALD 米田 」とネット検索をかけ、ホットペッパービューティの予約ページから「慧」という漢字を複写し、貼り付ける作業を余儀なくされてきた。

とどのつまり、めんどくさい男なのである。
そしてこれを言いがかりとよぶ。

大学時代のレポートで熟練度を高めに高めた「コピペスキル」が役に立つ世界線がここにあった。エモい。

めんどくさいならば書かなければいい。そう思うだろう。わかる。それでも書きたい。米田について。

米田には不思議な魅力がある。
それは人を惹きつける。そして、人を動かす。

イヤイヤではない。書きたくて書いている。

少なくとも今、この瞬間に1人の「めんどくさい」という負の感情を盛大にちゃぶ台返しし、遠隔で人を動かしている。リモートワーク。米田すごい。

さて、そんな米田は、12月4日に「15分後最高にかっこいい自分になる」という書籍を出版した。これは米田にとって初の書籍である。

発売日当日は、宗教上の理由で買えなかったが、別日にしっかりと「2冊」購入し、即日読破した。この忠誠心は評価に値すると信じてやまない。

この本を読み終えて思ったことが2点ある。

それは、「米田星慧」は他の誰でもなく「米田星慧」であり、決してコピペでは成り得ない唯一無二の存在であるということ。

そして、今を生きる人々に、特に若い世代に心からこの本をオススメしたいということである。

225ページにわたる書籍であったため、もちろん15分で読みきることは出来なかった。クレームの矛先は米田に向けようと思う。

冗談はさておき、タイトルにある「15分後」とは、書籍を読んで15分後を意図したものではなく、米田がお客様の髪にハサミを入れてからの15分後を指す。

美容室にはいろんな人が来店する。

大事なデートの前に、大事な面接の前に。成人式前に。人は大事な何かがひかえた時に髪を切ることが多い。

そして同時にそれは「変わりたい」時であったりする。

自分の容姿に自信がない。
せめて髪型をかっこよくして自信をつけたい。

そんな変わりたいという思いに、真正面から向き合って、お客様とともに歩んできた米田だからこそ書けた本である。

いや、そうじゃない。

米田がいて米田のお客様がいたからこそ、出来上がった本なのだなと。思わされた。

髪型が変われば自信をもてる。
自信がつけば行動が変わる。
行動が変われば未来が変わる。

すなわち、髪型を変えることは人生を変える。髪型すごい。

米田が大事にしている言葉に
外見は内面の1番外側」という言葉がある。

人の目に見える外見に気を使えない人が、人に見えない内面を気にすることはできないように、内面と外見は切っても切り離せない。

つまり、外見を気にするということは、内面を磨くことでもあるのだ。

外見を気にすることは相手への気づかいであり、配慮でもある。そういう心意気が大事だ。

だから、美容師という仕事はただ髪に触れる仕事ではない。人の心に触れる仕事なのだ

髪を切る時。それは人が変わる時。
新しい自分に出会う時。

そんな瞬間に立ち会うことができる
美容師を心から愛し、楽しんでいる。


米田本は35のエピソードで構成されている。
その1つ1つにドラマがあり、それぞれのエピソードに1つずつ米田が伝えたいメッセージが込められている。

驚くべきは取り上げられているエピソードはすべて「嘘みたいなほんとの話」であるということだ。そこに一切の偽りも脚色もない。

現に、私はそのエピソード出てくる人物を複数名知っている。

それぞれがそれぞれの人生を、自分らしく生きている人々であり、すてきな人であることも知っている。

エピソードを読んで、本気で生きている人々を知って、目頭が熱くなった。

人の本気に本気で向き合う美容師?米田の日常が描かれていた。

さて、冒頭から美容師に「?」がついているのだが、米田は美容師でありながら様々な活動をしている。故に「?」をつけていた。

米田の活動は全国の美容専門学校への講演会、政界を巻き込んだ校則改革プロジェクトの実施、プロレスのリングにたつ、テレビ出演複数回、YouTuber活動と多岐にわたっている。

正直、美容師という枠に収まりきらない。むしろ、枠に収まろうとは微塵と思っていないところが実におもしろい。
自分の思ったことを思った様にやる。その姿勢が実に米田である。米田とは。

そしてこれらの活動のきっかけは、お客様との出会いからはじまっている。

エピソードの中にしっかりと書いてあるから読んでみることを強くおすすめする!

最後に、筆者はもれなく米田がすきだ。安心してほしい。もちろん人としてである。

米田は媚びない。服従しない。おべっかを使わない。そして、なにより自分に正直だ。

誰になんと言われようと、自分が自分らしくいられるための努力をいとわない。

これが「米田 星慧」が誰よりも「米田 星慧」である所以である。

そして、何より「米田 星慧」自身が「米田 星慧」であることに誇りを持ち、愛している。

自分を愛せ、人を愛せ、感謝しろ、自分の人生に責任を持て、人として当たり前であれ、かっこよくなろう!一緒に!

そんな強いメッセージが詰まっている。背中を押してくれる。

「競争社会」である世の中だが、
この本は間違いなく「共創社会」の先駆けとなるだろう。

目標達成のために誰かを蹴落としてとる1番が悪いとは言わない。ただ、流行らない。すきじゃない。
与え、与えられ、共に勝ち取る1番がすきだ。

giveの精神はとても大事だ。
だが、giveだけでは足りない。いけない。

与えるという言葉はやや上からである。
驕りがうまれる。よくない。
驕りは成長を止める。

価値を与えるだけでなく、与えてもらっていることを気づくこと。だいじ。

いいところを持ちより、共に創っていく。
そして、紛れもなく米田本は共創の産物であった。共につくりあげたものは強固である。


もれなく米田本は、米田と米田のお客様、スタッフ、関係者、みんなの協力があって作られた本であり、そのことへの感謝がこれでもかと伝わってくる。

筆者は、グルメライターをしている。
不味いものをうまいと書かない。
うまいものを不味いとも書かない。

たとえそれが知った人の料理であっても
フラットな目線で色眼鏡はつけない。
これが自分の信念であり、ポリシーである。
嘘はつかない。

見てくれている人がいてはじめて書き手は書き手になれる。だからこそ読者を馬鹿にしてはならない。信用は資産である。

そんな前置きを書いた上で言いたい。

ほんとうに心あたたまるすてきな著書であった。同時に自分も頑張ろうと思えた。家族にも、大切な周りの人たちにも心からおすすめしたい。

「15分後最高にかっこいい自分になる」は、読んだあなたの人生すら変える。
米田もそうであった。お客様との出会いで変わった。あなたも今回出会った。何に。米田本に。

そしてつけ足していくんだ。何を。
36個目、37個目のエピソードを。誰が。
あなたが。

いつもフォロー、サポートありがとうございます。

いただきましたサポートはしっかりと自身の経験にあてさせていただいております。その経験からもっと皆さんに還元できたらなと思っています。

今後もよろしくお願いいたします。

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