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😊SMILE子育て[34]😊 幼児教育の必要性〜クリティカルエイジ期間にやるべきこと〜
こんにちは、息子2人を東大合格へ導いた〈子供が自主的に学ぶ育成術〉を語る たかせみほです。
今回は幼児教育の必要性についてお話しします。
🔸幼児教育とは
文部科学省の定義「第2節 幼児教育の意義及び役割によると、
幼児とは,小学校就学前の者を意味する。
幼児教育とは,幼児に対する教育を意味し,幼児が生活するすべての場において行われる教育を総称したものである。
具体的には,幼稚園における教育,保育所等における教育,家庭における教育,地域社会における教育を含み得る,広がりをもった概念として捉えられる。
とされています。
幼児期の教育は生涯を通じて学びの土台となるものであり、学力のみならず豊かな人間性を育むために必要です。
🔸クリティカルエイジ
認知科学者の苫米地英人(とまべち・ひでと)さんは、著書「0歳から5歳の幼児教育」の中で、教育を行うために理解しておくべきキーワードとして「クリティカルエイジ」「自己イメージ」「コンフォートゾーン」「抽象度」の4つを挙げています。
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今回は「クリティカルエイジ」に絞ってお話しします。
「クリティカルエイジとは、遺伝的に決まっている脳の各器官の発達の年齢のことをいいます。(中略)つまり、クリティカルエイジは『脳が最も効率よく学習する期間』であり、この期間内に教えるべきことを教えれば、子供の才能をスムーズかつ効率的に伸ばすことができるのです」
能力によって使う脳の器官が異なるので、何もかも幼児期にやらせればよいということではありません。
例えば、「言語を操る能力」のクリティカルエイジは8歳から13歳だといわれているそうです。
ただし、「音声の合成や認識についての能力」は0歳から5歳が土台となるので、例えば英語を習得させたいならこの期間に英語の音を聞いたり出したりする基礎を身につけることが大切です。
🔸親は指導者でなくていい。子供に機会を与える立場に立つ
0〜5歳にクリティカルエイジを迎える能力に対して積極的に知識を与えること、その先の年齢でクリティカルエイジを迎える能力に対して準備をすること の2点が必要です。
親自身が英語やピアノができなくても、専門的なことを教えてあげる必要はありません。大事なのはきっかけを与えてあげることです。
音楽であれば一緒に大好きな曲を聴いて歌ったり、おもちゃのピアノで鍵盤を押さえたりといったことを一緒にしてあげることはできます。
英語であれば、幼児用の英語教材のクイズを一緒に楽しむこともできます。
必ずしも親が指導者になってあげる必要はなく、おもちゃや教材を与えてみて楽しければ子供自身でどんどん進めていくはずです。
子供がそれらを気に入れば、本格的に英語教室や音楽教室で学ばせることを検討してもよいでしょう。
おもちゃや教材を子供が気に入らないからといって子供を責めるのではなく、また、お母さん自身が子供の能力に固執しなくてもよく、その時は別の方法でアプローチするか、何事も向き不向きがあるという個性を認めてあげればとよいと思います。
🔸決められた時間に決められた量を。過度にやらせない
我が家では、子供に基礎概念を身に付けさせるために幼児教育を取り組み始めた最初の頃、
決められた時間に決められた量を。過度にやらせない。
ということを、とても意識しました。
基礎概念は、【色・形・大小・数・量・空間認識(上下・左右・前後)・比較・順序・時間・お金】です。
こういった基礎概念を学ぶための幼児教材には様々なものがありますが、1日に取り組む量に注意し、教材が偏らないように内容に配慮しました。
決まった時間に行い、子供の自信とやる気の芽を摘んでしまわないように過度にやらせないことが大切です。
しだいに子供は、いつも決まった時間になると、「今日は何をするの?」と楽しみにして聞いてくるようになりました。
5/31に投稿した「幼児教育のための手作り教材のご紹介」というnoteの中で、基礎概念と一部教材の紹介をさせていただいております。参考にしていただけましたら幸いです。
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🔖第19回目 『幼児教育の大切さ』
~第3章【幼児教育】~
✒️ 幼児教育 で学習の土台づくりを
└ 3歳から6歳までに基礎能力 を高める
└ 幼児教室ハークとの出会い → 子育ての意識改革ができた
└根気よくコツコツ積み上げてきた結果、今がある
ぜひ、今後も続けてご覧いただけると嬉しいです ☺️