😊SMILE子育て[58]😊【後編】中高6年間の過ごし方アドバイス〜上野千鶴子さんと川上弘美さんのメッセージ

こんにちは、息子2人を東大合格へ導いた〈子供が自主的に学ぶ育成術〉を語る たかせみほです。

冒頭の挿絵にあるTシャツは、次男が高校生の体育祭の時に、クラスで作ったTシャツです。 今もよく着ています。

「明日から頑張る」の言葉の最後に「。」で締めるところに、決意を込めてる感じが伝わってきますが…
そのTシャツを家で着ている高校生時代の次男が、勉強もせず、寝ながらスマホの動画を見ている姿に、私は複雑な思いを抱いたのも事実です😅

前回のnoteでは、朝日小学生新聞特別増刊号WILLナビnext（ウィルナビネクスト）で著名な先生方が「中高6年間の過ごし方」についてお話している記事をご紹介しました。

今回はその続きで、上野千鶴子さんと川上弘美さんのお話を要約してご紹介します。

お二人の記事は、彼女たちの中学・高校・大学時代の過ごし方や当時考えていたことについてインタビュー形式で書かれていますので、読みやすく面白いです。

🔸 社会学者 WAN （認定NPO法人 ウィメンズ アクション ネットワーク） 理事長 上野 千鶴子さん

● 中学受験に関しては親の選択は正しかった
受験のことはよく分かっていなかったので、親の言うまま富山大学教育学部附属中学校を受験。「生徒会活動やクラブ活動などに打ち込み、とても楽しい学校生活」だった。引っ越しの関係で隣県の高校を受験。親から自立するために京都大学を受験して見事合格。

● 学びの基本は言語能力を高めること
言語能力を育てるには、良い文章を大量に読み、書くこと以外に方法はない。「論理国語」にも賛成。論理的な文章を読み、人を説得できる文章が求められる。

● 親自身が勉強している姿を子供に見せる
子供は親のすることを見て育つ。「迷惑をかけない子ども」ではなく、「上手に迷惑をかけられる子ども」に育ててほしい。

新中学生へのメッセージ 上野 千鶴子さん | 朝日小学生新聞 特別増刊号 WILLナビNext（首都圏版）

教育に関係する部分だけまとめましたが、モラトリアムな大学院時代と女性学との出会いについてのお話も興味深かったです。

🔸 作家 川上弘美さん

● 経験しておいて無駄なことはない
中高時代は小説家になろうと思っていなかった。中高の生物科教員、その後専業主婦を経て小説家に。遅咲きだがすべての経験が必要だった。

● 1日5分でもいい「有意義なことを考えない時間」を作ってほしい
今の若い人たちは、やるべきことが多すぎて抑圧されていないか心配。テレビやスマホ、パソコンから離れて、何も考えない時間も人生には必要。

● 保護者は干渉しすぎないこと
必要な時に必要なだけ手を差し伸べて、あとは見守ることが大切。自分が親になってそのようにできなかった反省もこめて。

新中学生へのメッセージ 川上 弘美さん | 朝日小学生新聞 特別増刊号 WILLナビNext（首都圏版）

川上さんが、中高の生物科教員だったことを初めて知りました。

インタビューによると意外と「落ちこぼれ」だったそうで、教員になったのはたまたまだそうです。そのまま生物学と教育の道へ進まれるのかと思いきや、専業主婦時代に作家としてデビュー。
自分と向き合うためにも「有意義なことを考えない時間」を取るのは必要なのかもしれませんね。

中学生・高校生は、自身の興味関心を深めたり、親からの自立を考えたりする時期です。

森上さん、上野さん、川上さんが共通しておっしゃっているのは、「親はあくまでサポートする立場である」ということ。

思うように行動してくれないことは多々あると思いますが、子供の人生なので過干渉になりすぎないよう一歩引いて見守ることが大切です。

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また、
拙著 「シングルマザーで息子２人を東大理Ⅰに　頭がよくなる『ルーティン』子育て」でも、

■〜 第5章　中学受験対策 〜
〈そばで勉強させて、見守り、励ます〉(P.149掲載) をテーマにして【見守るだけのリビング勉強】について述べております。

《一部抜粋》
“と言っても、子どもにベッタリついて勉強を見るわけではありません。子どもの勉強机のそばにあるキッチンでお料理をしたり、お茶碗を洗いながら、様子を見るだけです。“

“そのように、私からはほとんど手も出さず、口も出さず、ただ目で見守るだけのリヒング勉強が、長男も次男も安心できたようで、よく集中していました“

ぜひお手に取ってご覧ください。

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🟣第46回目のタイトルは、
『短期留学』です。
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🔸内容紹介🔸
✒️ 第46回目のタイトルは、
『短期留学』です。

～第6章　中高生時の過ごさせ方～

✅ 短期留学であっても時に効果絶大《次男の例》
└🔖 英語に対する苦手意識をなくすことが目的

└🔖 海外に行けば、必要に迫られて英語を話すようになるだろう、と考えた

└🔖 高1の夏休みに思い切って海外に行かせた
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✅ 予算的な問題でセブ島を選んだ
└🔖 16歳～が最年少のクラスへ。英語を学びたい年上の外国人が多く、日本語は通じない環境。みんなから可愛がってもらえた🥰

└🔖 出発時は乗り気でなかったのに、「あと1週間延ばしたかった」と名残惜しそうな様子で帰ってきた

└🔖 帰国後は、次男の英語に対する学習態度がガラッと変化

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✅ 英語の学力が上がり高2から東大専門塾へ途中入会
└🔖 塾の先生にも、「文系も理系も、英語に強ければどっちでも武器になるよ」と言われ、更にモチベーションが上がった

ぜひ今後も続けてcakes連載シリーズをお楽しみいただけると嬉しいです ☺️

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最近流行りのClubhouseのアカウントですが、＠mihomama で検索すると見つかると思います。プロフィールページのリンクは以下です。

たかせみほ(Miho Takase)

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