成功者は「好奇心」をコンパスにできる
こんばんは!
「夢を叶える宝地図」著者の望月俊孝です。
1. 50歳でキャリアを捨てたメディア王
バリー・ディラーという
男がいます。
時価総額200億ドルの
インターネット複合企業
IAC(インタラクティブコープ)の会長です。
彼のビジネス人生は常に
輝いていました。
大学中退し、
芸能エージェンシーに入社。
32歳でパラマウント映画の
会長兼CEOになります。
そこで彼が出掛けた作品が
「がんばれ!ベアーズ」です。
スポーツドラマの金字塔として
日本でも愛される作品です。
制作費900万ドルの
前評判が悪いこの作品を
ハリーは3,200万ドルの
スポーツ映画の名作に
仕立てあげました。
その後、20世紀フォックスに移籍。
熱烈なファンがいる社会風刺アニメ
「ザ・シンプソンズ」の
アニメを出かけます。
まさに成功の絶頂でした。
しかしその中でバリーは
突如、会社をすて放浪の旅に
出る決意をします。
1992年、50歳のときです。
理由はただ1つ
「好奇心が薄れてきたから」
しかし、そこからが
バリーの伝説のはじまりでした。
2. テレビの王様からインターネットの王様に
やがて彼は、デザイナーの妻から
テレビショッピングの
専用チャンネル「QVC」で
自分のスカーフが大量に売れた話を
耳にします。
娯楽としての映像メディアしか
知らなかった彼には衝撃でした。
バリーは2,500万ドルを
投じてQVCの経営権を獲得します。
しかし、1994年にはバリーは
このQVCの経営権も手放します。
彼には、これから来る巨大な潮流が
見えていました。
「インターネット」です。
息子の話から「出会い系サイト」の
存在を知った彼は
「これからはデート相手を
オンラインでみつける時代がくる」と予見。
ダラスの一業者だった
マッチ・ドット・コムに投資をし、
現在170億ドル相当の
大企業「マッチグループ」に育てました。
さらには代理店を通さない
旅行のオンライン予約の増加も予見。
2001年にはマイクロソフトから
エクスペディアの支配権を購入します。
しかし、契約完了直後に大事件が起きます。
「9.11のテロ」です。
でも、バリーはサインを拒みませんでした。
「人は生きていれば必ず旅をする」
結果として、エクスペディアは現在
200億ドル相当の大企業になりました。
3.成功者は「好奇心」をコンパスにできる
いかがでしたか?
変化の激しいビジネス界で
最初から最後まで大成功し続けることは
奇跡に等しいことです。
QVR時代の共同創業者デビッド・ゲフィンは
バリーをこう評しています。
「バリーは常にプランを持っている。
私は、彼が成功する姿しか
見たことがない。」
なぜ、バリーには
幸福の女神が微笑んでくれたのか。
そして今も微笑み続けているのか。
それは、自分の「好奇心」を大切にし
安住することを拒んできたからです。
誰でも毎日、
幸福の女神に出会っています。
でもワクワクする「好奇心」を優先する
勇気も備えもないので、
彼女を微笑ませることができないのです。
だからこそまずは今日感じた
小さな「好奇心」を大切にしてみましょう。
「好奇心」をコンパスにできる人が
成功者なのですね。
本日もお読みいただき
ありがとうございます。
本日の参考文献(P.32~34参照)感謝します。
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