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「友達」を絞ると、「自分」が分かる
こんばんは!
「夢を叶える宝地図」著者の望月俊孝です。
「自分の親友・知人は
本当は何人いるんだろう?」
夏のお中元や冬の
年賀状のやり取りを
するとつい浮かぶことです。
この点、オックスフォード大学の
認知・進化人類学研究所所長の
ロビン・ダンバーは興味深い説を
提唱しています。
「ひとりの人間が関係を
結べるのは【150人】までである」
もちろん仮説ではありますが
興味深い証拠がいくつも
発見されています。
1. コミュニティは150人が限界かもしれない4つの根拠
根拠1
今でも原始的な狩猟・採集生活をおくる
20の部族の人口調査をすると
集団の平均人数は【153人】だった。
根拠2
ハイテク素材のゴアテックスをはじめ
有名企業は社員が150名を超えたあたりから
組織形態を変えてきた
根拠3
近代的な軍隊の最小単位である
中隊は130~150名で構成されている。
根拠4
アメリカで厳格な宗教戒律をもつ
アーミッシュなどの共同体の構成員は
平均【110名】であり、
150名を超えた場合は
ほとんど共同体を分けている
なお、社会心理学では、
離れるのがつらいほどの
親しいつながりを示す
「シンパシー・グループ」の人数は
12~15名とされています。
2.あなたの「つながり」を確かめる3つの質問
フェイスブックなどのSNSの発達で
僕らの「友達」の概念は一変しました。
有史以来、もっとも幅広く知り合いを作り
プライベートを共有することができます。
でも、そうした「つながり」と
生きる力になる「きずな」は
果たして同じでしょうか?
少し考えてみましょう。
質問1
もし、本当に生涯150人しか
友達を作れないとしたら、
あなたは誰を選びますか?
質問2
あなたが選んだ友達の方も、
あなたを150人の輪の中に
いれてくれていると思いますか?
質問3
あなたにとって「友達」とは
どんな存在なのでしょうか?
「友達」は鏡です。
それは常にあなた自身を
うつしだしてくれるのですね。
本日もお読みいただきありがとうございます。
またメッセージしますね。
本日の参考文献(P.22~30参照)感謝いたします!
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