能力は習慣の積分、習慣は行動の積分
こんにちは。てぃんです。
今回は『エンジニアリング組織論への招待』から、”成長”について書こうと思います。
目次です。
1 能力は習慣の積分、習慣は行動の積分
まず、これは持論ですが、
成長とは、以前よりも成果を出すこと
と定義しています。
要するに、「成長したい」ということは「成果を出せるようになりたい」という意味になります。
では、成果を出せるようになるには、何が必要なのでしょうか。
『エンジニアリング組織論への招待』では、成果を出すためにこのようなサイクルを挙げています。
「成果を出す」=「成長する」ためのサイクルは、行動・習慣・能力・成果の4つの事柄のループなのです。
「成果」を出すためには、「能力」が必要で、「能力」を高めるためには、「習慣」を変えていかなければならない。「習慣」を変えるためには、「行動」を変える必要がある。そして、「行動」するためには、「成果」をしっかりだして、評価されなければならない。
このような意味で、能力は習慣の積分、習慣は行動の積分なのですね。
また、自分自身でコントロールできるのは、行動を変えることしかないとも述べられてます。
僕は、本を読んでその学びを”読後のToDo”として、行動に変えています。
成長するには、”学び”から”行動”に変えていくことしかないと考えているからです。
ですが、行動目標を決める際に、「このToDoでよいのかな…」と悩むことが多々あります。そんな悩みを解決してくれたのが、この本に紹介されていた、フレームワークです。
2 ToDoを決める上でのフレームワーク
行動目標を決める上で大切なフレームワークは「SMART」というものです。
SMART
S Specific(具体的な) 具体的な行動で、他人が見ても解釈にブレがない
M Measureable(測定可能な) 行動が行われたかどうか、測定できる
A Achievable(到達可能な) 達成が可能な行動である
R Related(関連した) 目標と課題と行動が関連している
T Time-Bound(時間制限がある) いつまでに行われるのか決まっている
この5つの項目を満たしているかを判断して目標を立てると、質の良い目標となるようです。
これは『メモの魔力』でも取り上げられていましたね。
特にM(測定可能な)が考えられていなかったなと感じています。下に過去に挙げたToDOリストを書きましたが、今思うと、とても抽象的ですね…
今後、行動目標を掲げるときは、測定可能かどうかも判断軸に加えようと思います。
3 過去読んだ本から作るToDoリスト
僕は本を読んだ後、毎回、読後のToDoリストを作成しているのですが、もう一度まとめ直しました!
『死ぬこと以外かすり傷』
読後のToDo
1.とにかく手を動かす。意識くらい高く持つこと
2.仕事場の人間関係には、目的が最優先事項だということ。そして、結果を出し続けること
3. 自分の名前で稼げるようになりたいということ
『20歳の自分に受けさせたい文章講義』
読後のToDo
1 読者を必ず意識
2 読者に”納得”してもらう方法を意識
3 論理展開を意識する
4 文章の「構成」を意識する。特に「導入」
5 書く前の編集作業を大切に
『シンプルに結果を出す人の5W1H思考』
読後のToDo
1 説得時のコミュニケーションを取るときは、
①Why(なんのために)②What(なにを)③How(どのように)を意識して話す。
2 説得時のコミュニケーションを取るときは、
①重要性What②必要性who③優先性When④実行可能性Howの順で話す
3 何をやるにも5W1H
『伝え方が9割』
読後のToDo
1 コミュニケーションを取るとき、相手のメリットと一致するお願いを作る
2 noteの題名を考えるときは、「強いコトバ」をつくる技術に注意
『破天荒フェニックス』
読後のToDo
1 会計知識を入れる
2 仕事では、「BtoBは信頼関係が大事」ということを常に意識
3 自分の強みを意識して、必要とされる人材になる!
『エンジニアリング組織論への招待』
読後のToDo
1 不確実性の高い仕事から行うということ・自分でコントロール出来ることと、観察できることを行動に起こしていく
2 仕事におけるコミュニケーション能力とは、「情報非対称性」と「限定合理性」を低くする能力であるので、簡単に聞ける人間関係作り、そして情報の開示を意識的に行う
以上となります。今後の沢山本を読んで、行動を変えていきたいです!