娘っ子の本心とは?
先週娘っこがまさかの究極の2択を提示してきて母はおかわり部活体験を両方の学校に申し込み胃が痛くなるような状況な訳だが、娘っこは何を考えているのか全く読めなかったので母はもうぐるぐる〜ぐるぐる〜頭の中ループを繰り返す。
私が行くわけではないのだが、ヤキモキする。
ちゃんと志望校決めるんだろうなぁ??とかどっちに行くって言うんだろうかと思って考えると夜も眠れなくなるほど心配になる。
やっぱりそこは親だからかな…なんてあまりセンチメンタルになっている場合でもないほど忙しい日々。かえっていいのかもしれないが。
そして、それから1週間が経とうとしていた先週末、チームの友達に誘われて行った部活体験はお城みたいな校舎と体育館のある私立だった。いろんなところがあるんだなぁーとびっくりする次第。何せ私が中学生の頃は部活体験やら学校見学もあるにはあったがごくごく少なかったからあまり経験がなかったもので初体験ばかりの娘っこの学校見学やら部活体験などはなかなか楽しいものだった。
その帰り、駅に向かうのにバス待ちをしていた時何気に聞いてみた。
「もはや2択だけどどっちの高校行っても強豪だからどっちみち苦労するには変わりないのだよ。レギュラーになれるかもわからないし…」
すると娘っこはキラキラした目でこう答えた。
「え?だってさ、どっちの高校行ったって毎日バスケできるんだよ楽しみで仕方がない」
オラわくわくすっぞというどこかのアニメのキャラ的な言い方でそれはそれは楽しそうに言うもんだから母ちゃん拍子抜けした。
「は、?えー?それ言えるのある意味すごいな」
娘っこはここぞとばかりの時はいつも想像の斜め上をいく回答をする。そんなこと言われたらどっちでもいいよ好きな方に行きなさいって言ってしまっていた。
私が行くわけではなくあくまで娘っこの人生だから赴くまま行ってほしいとは思うが、少し心配でもある親心。
今週の半ばに近くの強豪におかわり体験に行き、メインのコーチと面談をした。
【迷える娘っこへの近くの強豪コーチの見解】
うちの高校向きの選手です。スピードもあるし、他の選手にいい影響を与えられる選手であると思います。
(…ただ立って見てるだけではなかったんだ、さすがメインを張るだけあるな)
でも、迷っている高校があるならそちらも行って見てから決めてください。
(ありがとうございます)
ただここからは個人的な意見で迷っている高校が同じような力の差だったらわざわざ県外に出る意味があるのかよーく考えてほしい。当県の選手の中で時折県外志向の選手がいるが、それは絶対に全国に行ける確率があるから、当県はどこが出られるかわからないけど他のところももちろんどこだってわからないけど、もしまたうちに来たいと思ったら一緒に頑張りましょう。
との事。
確かにそれも一理ある。この指導者の方なかなかの切れ者だとお見受けした。裏を返せばうちの娘っこに期待をよせてくれていると言う事なのかもしれないと私は受け取ったのだがそれを娘っこに言ったら…
「え?そうなの?全然わからなかった」
まぁ、そんなもんですね…。ありがたいお言葉だったのよ。ちゃんとわかってくだせい。
とりあえず、近くの強豪だったらもう(確約←って今言っちゃいけないらしいw)出せますと言われたのでとりあえず一安心。
でも来週末にもう一つ迷っている県外の高校のガチ部活体験に行くのでまだ心は休まらない母なのであった。
台風ダメ絶対。行きの飛行機が欠航にならなければ現地には行けるはずだから頑張れ娘っこ。そして頑張れ私。それが終わったらとりあえずあとは娘っこが志望校をちゃんと決めてくれるからその答えを待つしかない。
母ちゃん戦々恐々な日々はまだしばらく続くのである。