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ミートソース・ボロネーゼ・ラグー

ボロネーゼとミートソースとラグーはどう違うのか・・・という疑問が多いようだ。ミートソースだけは英語で、その他はイタリア語だ、これは大きな違いである。

ラグーは煮込みという意味で、ragu di carne なら、肉の煮込みでミートソースに近い。ラグーだけだけど、魚の煮込みもあるし野菜の煮込みもある。

ボロネーゼはボローニャ風の という意味なのでボローニャ風なんとか・・にしてしまえばみなこれになる。多くの場合は(きしめんみたいな幅広パスタ)に、Ragu di carneが混ざったものが一般的でもある。

日本的にミートソースと呼ばれるものは、はアメリカ発祥のイタリアンとは違う食べ物で、ケチャップや砂糖や(本当なの?)やウスターソースのような甘いものが含まれているのが多いようだ。パスタとなると、タリアッテレよりもスパゲティー(断面が丸)の方を示す事が多い。ミートソースとイタリア人に言っても伝わらないんじゃないかな???

ミートソースにはトマトが含まれてるのがほぼ絶対の条件。しかし、ボロネーゼやラグーにはトマトが含まれないか少量のものもある。時々だけど、タリアテレ アラ ボロネーゼ を頼むと真っ白というか肉の色のしか出てこない時があって、すこし驚く。

ラグー di ペッシェ というのは魚のラグー(煮込み)で、これもまた白い場合が多いが魚の旨味が入っていてこれも美味しい。私はイワシやアジで作る時がある。

多くの場合ミートソースの肉はひき肉バラバラ、ラグーdiカルネやボロネーゼの場合は、粗挽きか又はサイコロ状にカットしてある肉を使っている場合もある。私は肉の塊を細かく自分で切ってラグーを煮た事もある。

こんな具合にいろいろな区別もあってクロスオーバーしてる(古い表現だ・・)部分もあるのだが、どれを取っても美味しいものは美味しい。

私のは彼らのカテゴリーによるとミートソースのようであるし、ラグーでもある。どっちもいいんだけど。

作り方を書こうかと思って書き始めたけれど長くなったので、また今度。
完成の暁にはこの下にリンクを張りましょ。

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