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鉄道ジャーナル休刊~老舗の鉄道雑誌



 この雑誌は「鉄道の未来を考える」と
標題に毎月発刊されてきました。

昭和42年から57年の間続いてきた
月刊誌でした。

今年4月21日発売の令和7年6月号で
休止してしまうそうです。

かつては、読者のページとして、
タブレットというコーナーや読者論壇
というページがありました。

そこに、わたし自身何回か掲載された
こともありました。

やはり、発行部数が減少し続け
られなくなっていったようですね。

この鉄道雑誌は、「鉄道が好き」という
観点にとらわれず、鉄道と社会や経済との
つながり影響を論ずるのがテーマでした。

わたしがかつて好きだったのは
「列車追跡シリーズ」でホントに昔は
運転席に入っての取材も可能だった
時代でした。

運転士の仕事の厳しさや臨場感が
伝わってきました。

そういった取材ができなくなっても、
まるでその列車に乗っているような
感覚に読者を引き込まれる
魅力がありました。

「この列車に乗ってみたいな」と
思わせるような記事が多く
あったように思います。

また、私自身はダイヤのパターンを
研究するのが好きでした。
それを巧みに解説した記事も好きでした。

ただ、ときどき「おや?」と思う事も
多々ありました。

例えば、私は関西に住んでいて、
いかにも東京目線だなと感じることも
多かったです。

京阪神を結ぶのは「新快速」が
一番便利といいたいような記事。

地元民からしたら、
JRにするか民鉄にするかその目的地に
よって決まるというのが結論。

JR京都駅に近いならJRに乗るし、
四条通りの近くなら阪急で行きます。
いかにも、都市間直通は皆、新快速を
使うという内容が見られた時には
残念に感じることもありました
(北摂在住)

最後に

良くも悪くも一時代が終わったという
感じがします。

今まで、この雑誌つくりに携われた
方々にはお疲れ様でしたお伝えしたいです。


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