南海電車関西万博に向けダイヤ改正
12月21日に南海電車ではダイヤ改正です。
ラピート号の約半分の半分の電車が
堺・岸和田を通過するαに変わるというものです。
■ラピートの指定が取りにくい
特急ラピートの利用率が上がっており
指定席が取りにくくなっているとのことです。
大阪市内ー関西空港の利用者がより指定席を
確保しやすくするためだそうです。
■日中は、堺・岸和田のラピート利用は少ない
この日中時間帯は、堺や岸和田の利用は
元々少ないです。
だから、日中はこれによってラピートの
指定席が取りやすくなると
私は一概にいえるとは限らないかなと
思うのです。
南海電車としてもあまりラピートの輸送力を
増やそうとは考えていないようですね。
どっちかというと、堺・岸和田のラピートの
利用客が少ないから停車するのをやめて
その分の加減速の電力を節約するという方が
ホンネかなという気がしました。
なお、通過運転になったといっても
所要時間はほとんど変わりません。
■朝の空港行き、夜のなんば行きはαのみ
今回の目玉はこちらかもしれないです。
朝下り、夕上りの時間帯はβを廃止する
という事です。
この時間帯に限れば、JR西日本の
「はるか」号と似通った性格の列車に
なるという印象です。
「はるか」号は、大部分の列車は
天王寺ー関西空港間をノンストップで
走ります。
通勤時の朝上り、夕下りのみ阪和線の
駅に停車するスタイルです。
つまり、通勤特急を兼ねるという
スタイルです。
■まとめ
・南海のダイヤ改正でラピートαの比率が上がる
・ラピートの予約を取りやすくする
・βが走らない時間帯も発生する