今まで、避けてたけどスゴーく乗り心地がよくなったおススメの都市間特急列車
近鉄電車は特急電車が色んなタイプが
走っています。
「快適性のアップグレード」と銘打って
登場したのが「ひのとり」です。
今回は、そんな「ひのとり」の陰になり
同じく名阪間を結ぶ特急列車
「アーバンライナー」をご紹介します。
主に、大阪難波・近鉄名古屋を主に
毎時30分に出発する名阪特急に使われます。
結論から言いますと、乗り心地が
かなり良くなったということです。
名阪間を長年、走ってきた
つばめ:この電車って結構古いよね。
すわろう:そうだね。昭和63年登場だから、
もうすぐ36年になるよ。
つばめ:同世代の車両って結構引退
してないかな?
すわろう:そうだね。
JR九州の783系ハイパーサルーンも
廃車が進んでいるし、
小田急のHiSEもかなり前に
無くなっているし、JR東日本かつての
「スーパーひたち」こと651系なども
全車引退しているね。
つばめ:では、アーバンライナーの
簡単な歴史を教えてくれる?
旧国鉄がJRになってすぐに登場した車両
すわろう:元々、名阪間を結ぶノンストップ系の
列車に列車に投入される専用車として
登場したよ。
そして、近鉄では初めて2クラス制になり
デラックスシートとレギュラーシート
になったよ。
なお、6両編成が基本になったものの
利用客が少なくていつでも4両編成でも
運用できるように中間に貫通型の運転台を
入れた編成も作られたよ。
つばめ:先代の車両は6両だったの?
すわろう:先代はビスタカーが主に使われていたけど
4両または6両編成だったね。
アーバンライナーは人気が出過ぎて
結局中間の運転台は増結の8両編成にするために
使われるようになったよ。
リニューアルとネクストの関係
つばめ:そういえば、リニューアルはいつ頃だったかな?
すわろう:その前に、アーバンライナーには新しい仲間が
増えることになったね。
それが、「アーバンライナーネクスト」で
これは2本だけ登場して、アーバンライナーの
リニューアル工事に際して不足する編成を
補うために作られたのだよ。
2003年の頃だね。
つばめ:それで、アーバンライナーの
リニューアルが開始されることになったのね。
すわろう:リニューアルされた編成は
「アーバンライナープラス」と名付けられたよ。
この編成は「アーバンライナーネクスト」と
ほぼ同等の改造になったよ。
乗り心地が悪化したリニューアル
つばめ:ところで、座り心地に関しては
「アーバンライナープラス」はあまり評判いい
とは聞かないけど?
すわろう:そうなんだよね。ホントに硬い乗り心地で
座面・背ずり・頭部もクッションがかなり
硬いです。
名阪間乗り通すとかなりつらいものがあります。
つばめ:でも、「アーバンライナーネクスト」の改造で
それに変化があったのかな?
2020年代のリニューアルでどう変わった?
すわろう:これが、ビックリするほどよくなったんだよね。
元々座席のフレームは「ゆりかご」型シートと
いってリクライニングと共に座面が沈みこむ
タイプになっていたね。
レギュラーシートは、背ずりは固めですが、
座面がかなり柔らかくなっています。
つばめ:デラックスはどう?
すわろう:これが、すこぶるよくなってかなり
長い時間でもいい感じです。
座席周りはコンセントの位置が
悪かったりテーブルがいまいちだったりと
変わらない面はあります。
つばめ:そういえば、「ひのとり」の
レギュラーシートと特急料金かなり近いのでは?
すわろう:そうなんだよね。
普通の特急料金から
このデラックスシートなら+500円
「ひのとり」のレギュラーが+200円だね。
つばめ:このリニューアルした編成に乗るには
どうやって見分けるの?
すわろう:「アーバンライナーネクスト」は2本とも
リニュアール編成に変わっているので
これを狙うのが一番いいよ。
なお、「アーバンライナープラス」は
まだリニューアルした編成は数少ないのが
現状で当たりはずれがあります。
つばめ:どうやってアーバンライナーネクストを
狙って乗ったらいい?
すわろう:近鉄のアプリで特急の予約のマップを見て
4号車が13列か14列かで区別がつくよ。
13列は、ネクストで14列はプラスの編成だよ。
つばめ:なるほど。参考にするよ
まとめ
・アーバンライナーは登場36年になろうとしているベテラン
・アーバンライナーネクストは登場20年ほどでリニューアルを受けた
・この改造でかなり乗り心地が改善した。
・アーバンライナープラスはまだこの改造途上でまだ数は少ない
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