菅原道真公が祀られる神社がある街
山口県防府市は人口 11万人の都市。
山陽新幹線が止まらない都市としては大きい方。
山口県の中でも人口減少率はトップクラスに低い
これは、産業が根付いているからに他ならない。
■防府の産業・商業は?
・塩田が多く産業にしていた
瀬戸内海に面して大規模工場が多いです。
温暖で雨の少ない地域でした。
そのため製塩が盛んなところでした。
・海沿いに工場進出
製塩は衰退した後には、工場の進出が
相次ぎました。
マツダやブリヂストンなどの
輸送関連企業が進出しました。
・比較的スマートシティに近い?
商業は、防府天満宮の門前町ということで
栄えていました。
防府駅から防府天満宮までの参詣道で
アーケード街などもありました。
・郊外型店舗の出店
しかし、カネボウ防府工場の撤退で、
その跡地にはイオンタウンが進出しています。
このイオンタウンは郊外型の店舗で、
防府駅からはバスで10分程度東にあります。
これで、アーケード街は賑わいを
失ったようです。
そして、駅近くの賑わいを取り戻すべく、
様々な大きな店舗を誘致する計画が
ありました。
しかし、そのいずれも頓挫してしまいました。
・駅近くにも大きな店舗がある
ただ、イオン防府は、駅前(南側)に
あります。
また、駅前は行政の窓口もあります。
このように現代においても第2次産業が
盛んな街ということで賑わいは
失っていないです。
■防府の交通の利便性は?
・山陽本線は合理化されている
山陽新幹線では、徳山駅と新山口駅の
中間に位置します。
山陽本線の電車は日中は1時間に
1本程度です。
また、ワンマン運転がなされています。
なんと、立派な駅舎なのに
無人駅なのには驚きました。
・高速道路
山陽自動車道のインターチェンジがあります。
ほぼ、クルマ社会なので最も重要な
交通インフラといえます。
この高速道路を活用し、夜行バスは東京や大阪と
結んでいます。
高速バスは、昼行便で福岡と結んでいます。
・航空便
宇部山口空港が、最も近い空港となります。
東京便のみの設定です。
■防府天満宮へ行ってみた
・駅から徒歩は酷暑には辛い
駅から歩きましたが9月だったですが、
汗だくになりました。
やや距離があります。
15分程は歩きました。
・日本三大天満宮
防府天満宮は、日本三大天満宮の
一つとされています。
京都府の北野天満宮と
福岡県の太宰府天満宮と合わせてです。
菅原道真公が京都から、
福岡に左遷される時に立ち寄った
という事でこの地に
天満宮があります。
・種田山頭火の出身地
歌人種田山頭火の出身地という事もあり、
資料館もあります。
■まとめ
・防府市は塩田の町から工場の町へ
・駅前は大きなビルもあるが寂れた商店街も
・郊外型店舗に押されたためか?
・防府天満宮は菅原道真を祀る学問の神様