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JR西日本の無限大きっぷ発売
30日間、JR西日本の在来線ICカード区間乗り放題
お値段が約5万円
元を取ろうと思うと10万円必要
■複雑な仕組み
まず、仕組みがかなり複雑です。
KANSAImassのアプリからしか
購入はできません。
JR西日本のアプリウエスターなどからは
購入できません。
そして、まず、5万240円を払いこの権利を
購入します。
次に、利用するときには、
使うICカード(ICOCA)の登録が必要です。
そして、利用時は一旦立て替えて乗った分の
運賃をこの登録したICカードから払います。
しかも、ICOCAには上限2万円分しか
チャージできませんので、旅先などで都度、
チャージをしないと使えないという事です。
利用後、翌月の末日に利用した分の
ウェスターポイント(チャージ専用)として
返ってきます。
チャージ専用ということで
ポイント特典としては利用できません。
(例えば、特急料金半額とかグリーン
アップデートとか)
つまり、上記の通り5万円分元を取ろうと
思うと最低10万円程度は必要という事です。
■無限大と言いながら
ICOCAのルールでは、原則200㎞以上の
距離は利用できないことになっています。
例えば、大阪~広島を利用しようとすると
必ず一旦岡山などで降りないといけない
という事です。(改札を出る)
ただ、例外は一本の特急列車で通じている
ところは200㎞以上でも乗り通せます。
例えば、天王寺ー新宮などです。
■なぜ、5万円?
恐らく1日当りにすると1700円程度になる
という計算?
10日利用すると1日当り5000円。
15日利用すると1日当り3400円くらい。
ちなみに、一番距離が長くなるであろう
下関ー敦賀間で1万円程度です。
■どういう利用を想定?
これがホントに謎過ぎてわかりません。
追加料金で、在来線の特急には乗れますが
新幹線は一切乗れません。
また、北陸地区は七尾線などありますが
除外されていて敦賀が最北端となっています。
・長距離定期券の代わり?
長距離の通勤定期を1か月ごとに
買っている人がいるとします。
姫路ー大阪で通勤していいるとすると
1か月約42000円です。
この人が、この期間に定期を買わず
このチケットを使ったとします。
週末に新宮に1往復すると元は
取れるみたいです。
・それでも無理な設定?
ただ、定期券は普通事業所からの
支給ですのでこれが経理に通るかは
分かりません。
なお、わたしの勤めている
事業所では無理です。
定期券のコピーが必須ですから。
■まとめ
・使い道のわからない切符が登場
・30日間乗り放題、5万円(一旦10万円必要)