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四国の特急電車は約半世紀使うことになりそうな件


 JR四国の看板列車でもある「しおかぜ」号や
「いしづち」号に使用されている
8000系という電車はこのほど更なる
リニューアルされることになった。

2回目のリニューアル工事を受ける

 つばめ:このリニューアルは、どういう目的なの?

すわろう:もちろん、さらに長く使用されるために
     行われるものだよ。

デビューは平成の前半

つばめ:ところで、この車両はいつデビューだった?

すわろう:予讃線、松山電化に合わせて
     作られているよ。
     それが1993年だから31年前になるね。

つばめ:じゃ、もう30年以上使われてきた
    車両ということ?

すわろう:そういうことね。

半世紀の間、現役特急電車

つばめ:この車両何年使うんだろうね。

すわろう:このままいけば、全車両リニューアル工事が
     終わるのが2027年度ということらしい。

     そして、リニューアルしてから12~13年
     程度はつかうとすると
     2040年度くらいまでは使う気がする。

つばめ:ということは、ものすごい車齢にならない?


リニューアル後のデザイン。塗分けも変更されている

すわろう:そうなんだよ。
     試作車は一足早い92年には
     デビューしているよ。
     仮に40年度末に廃車したとしても49年、
     ほぼ半世紀にわたって使用する
     ことになるんだ。

在来線の鉄道車両は30年~40年くらいの寿命

つばめ:そんな長いこと使うのは珍しいよね。

すわろう:JR四国の場合、先日には2000系の多くが
     廃車されたしね。

つばめ:南風号は2700系に置き換わって久しいしね。

すわろう:この車両は、30年くらいの使用だったね。

つばめ:だいたい、鉄道車両ってどのくらい
    使われて廃車になるの?

すわろう:30年~40年くらいだね。
     特急用車両は、高速運転で酷使されているし
     走行距離も長いので短いスパンで
     置き換えられることが多いね。

つばめ:JR東日本は次から次に置き換えている気がするけど。


JR東日本の先代「成田エクスプレス」号

すわろう:平均より置き換えのペースが速いかもね。
     先代の成田エクスプレスは20年も経たず
     して一部は廃車されたりね。

まとめ


・JR四国の「しおかぜ」号の特急電車は50年くらい使う予定
・鉄道車両の寿命ではかなり長い方になる
・会社や用途、その時の状況により廃車や新造計画される

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