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颶風の王   河崎秋子

今年読んだ本を振り返って、何冊か借りてきた中から
これ!
やはり表現力がすごいわ、明治から昭和、平成と 繋がっていく命の物語。
しょっぱなから、捨造が生まれるまでの情景が、すごすぎて引き込まれる。
今どきの言葉で「えぐい!」という感じだろうか。
「ともぐい」も印象が強かったが、これも忘れることのできない一冊になりそうである。
根室は北海道に住んでいながら、いまだに行ったことのないところであるが、過酷な気象状況を思い浮かべながら読むことができた。

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