会えば会うほど好感が高まるって本当?
タイトルの疑問への答えは本当です…
しかし注意点があります!
ザイオンス効果と言うものをご存知でしょうか?
個人的には単純接触効果と覚えていました。
簡単にいうと…
何度も接するとその人に対する好感が高まる
ということ。
営業関連の本を読んでいて
なんとなく頭に残っていた言葉。
このザイオンス効果から、
仕事上でも得意先に何度も足を運ぶこと、
何度も顔を見せることこれが大事だ、
と言われてきました。
実際に訪問して顔を見せる回数が多いほど、
親近感が湧いてより親密になれる関係が築ける…
そんな効果を実感しています。
ただこのザイオンス効果には注意があります。
それは…
会った瞬間に印象がマイナスだと意味がない!
ということ。
第一印象が大事
何度も繰り返し接すると好感が高まる、
というザイオンス効果ですが、
そもそもの印象がマイナスだと
その効果は発揮されません。
試しに…
嫌いな人に何度も会うことを想像してみてください。
何度も会ったからといって好きにはなりませんよね?
その感情が答えで、
嫌いな印象を持っている人では
この効果は発揮されません。
そう考えるとやはり第一印象が大事。
このようなことが、
「AI分析でわかったトップ5%リーダーの習慣」
に書いてありました。
「ザイオンス効果」とは、繰り返し接すると、その人や物に対する好感が高まるといった心理を指します。
顧客に何度も顔を見せにいって好感を持ってもらうことでビジネスを進めたり、商品の宣伝を何度も行って消費者に好感を持ってもらったり、という活用をされします。
しかし、会った瞬間にマイナスの感情を持たれている場合、何度接触しても好感度は上がらないので注意が必要です。第一印象はやはり重要です。
印象がマイナスの際の対策は?
営業という立場ではここに注意しながら…
・好感を持ってもらえているのであれば、
何度も顔を出して好感を高めていく
・印象がマイナスなら頻度を押さえる
そんな対応が必要です。
相手の感情がマイナスなのに気づかずに
何度も何度も訪問してしまうのは本末転倒、
無駄な労力になってしまうだけでなく、
マイナスの印象を広げることになりかねません。
そもそもの感情がマイナスにならないように、
第一印象に細心の注意を払うことが重要です。
では、印象がマイナスのときは
どうしたら良いのでしょうか?
基本的なスタンスとして
会う頻度を多くしない、会う時間を短くする…
ということを意識しながら
対応としては3つ考えられます。
・役に立つポイント、共感ポイントを探る
・要件のみの対応に徹する
・関係を諦める
マイナスの印象を
プラスにもっていくことに労力を使うのか、
割り切った関係にするのか、
そもそもの関係を諦めるのか、
そんな対応です。
いずれにしてもこうならないために
まずはマイナスの感情にさせない!
ここを最大限注意していくことが重要です。