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父の講義録を多くの人に読んでいただきたくて
哲学史を書きつづるにあたって、自分自身のこともたまには書いていかねばならないと思う。
哲学の研究者や大学の教授でもない、ましてや大学で哲学を学んだわけでもない私が「哲学史」を書くというのは、身の丈以上のことであり、もしかすると、衒 (げん) 学的、もしくはペダンティックと思われてしまうのかもしれない。
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ただ、哲学者である父の講義録を残していけるのは私しかいない、父の講義録を少しでも多くの人に伝えていきたいという思いから、この哲学史をつづっている。
写真は、実家の父の写真。大学の教授職を辞してしばらく経つが、書斎で原稿を書いているところ。原稿執筆のために机に向かうその後ろ姿が、小さい頃から私が見てきた私にとっての「父」の姿そのものである。