ランニング練習のため、東京に向かっている
有明で明日開催される「ONE TOKYO」が提供する東京マラソンに向けてのランニングイベントに参加するため、東京に向かっている。午前中に成人式の会場係の仕事(休日出勤)が終わると、バスに飛び乗りJRの駅まで行って、今、東海道線に揺られている。節約のため、新幹線を使うのはやめたが、駅で「うなぎ弁当」を買った。ビタミンA、ビタミンB1を多く含んだうなぎを食べることは、金曜日のスピード練と土曜日の30キロ走の疲れを回復するための必要な戦略だ。
「ONE TOKYO」とは、公式ホームページによれば、「ランニングスポーツを通じて、チャレンジするひとと、サポートするひとが出会うステージ」らしい。
「ステージ」て。表現が「東京」らしい。「プラットホーム」と同じで、説明の文言から実体を理解するのは、私には難しい。
まあ、平たく言えば、「ONE TOKYO」とは、ランニングイベントを提供してくれる団体あるいは団体名のことだと思っている。「ONE TOKYO」は、カテゴリー別にさまざまなイベントを企画している。カテゴリーは9種類ある。自己記録更新を目指す上級ランナーを対象とした「SPEED PROJECT」、オンラインイベントの「ONLINE SEMIMAR」、サブ4を目標とするランナーを対象とした「SUB4PROJECT」など。今回私が参加するイベントは「SUB4PROJECT」の中の「1月開催イベント」だ。12月にも参加した。
地方から半日かけて東京で開催されるリアルイベントに参加する理由は、そこに、ワクワクがあるからだ。
「TOKYO」で「イケメンコーチ」の指導を受けながら「同じレベルの人たちと切磋琢磨」する。
地元で毎週決まったランニング練習や筋トレを繰り返すことと比べたら、「TOKYOで走る」は「楽しい」に決まっている。「東京を往復する時間がもったいない」と思う人もいるかもしれない。「その時間を練習に当てた方が良いのでは?」と考える人もいると思う。
でも、キツイ練習を長期間続けていくには、モチベーションの維持が不可欠だ。「楽しい」が必要だ。気持ち次第でカラダの動きは変わるのだ。
それに、いつもと違うことをして別な角度からトレーニングをすることも大切だ。特に頑張って練習しているのにイマイチ成果が出ていない時には、特別なコーチに教えてもらうことで成長のキッカケをつかむことができることもある。特別なコーチに教えてもらうことで、指導を受け取る側の自分の気持ちも変わるし、指導の教え方の角度・表現が違うだけで、今まで理解できなかったこと、体現できていなかったことが、ストンとできるようになることもある。
東海道線を2回乗り換えた。高崎行きの電車の中でアナウンスが流れた。
「辻堂・藤沢駅の踏切で自動車が立ち往生しているため、電車はしばらく停止します。」
人生はなかなか思い通りにいかない。JR浜松駅を出て3時間の長旅で疲れているので「人生はハプニングがあるからより楽しい」なんて言う元気はないけれども、ランニングを通じて、深く息を吐くことで自分を整えられることができるようになった私は、多少のアクシデントには動じなくなった。
「走る」ことで、「楽しい」も「整える」も手に入れることができてきている。
今回は、フンパツして、グランドプリンスホテル新高輪を予約してある。今夜は東京タワーを拝めるぞ!