「なかなか知られてない部活」のこと
皆さん、こんにちは!!現代美術アーティスト・箏曲准師範の高橋晴美です。
ところで、皆さんは、
箏曲部
という部活を知っていますか??
今日は、私が小学生の頃から憧れてる部活のお話しです。
「箏曲部 」
漢字を見ても何が何やら読めないし分からない
という方がほとんどではないでしょうか??
私の肩書きでもありますが、箏曲准師範です。つまり、箏曲の准師範ということです。
箏曲って何??
まずは、読み方について。 「そうきょく」と読みます。「そうきょく」の部活のことを「箏曲部」、「そうきょくぶ」と言います。
読み方は分かったけど……
箏曲ってそもそも何のこと??
簡単に言うと、和楽器の「おこと」を弾く部活です。
大和撫子なイメージが強いかもしれませんが、様々な曲があり、部活では特に現代曲を弾く学校が比較的、多いです。もちろん、古典や宮城道雄などの曲も弾きます。
部活の思い出
私は中学受験で中高一貫校に入学したのですが、小学生の頃に学校で おこと に触れたことがきっかけで、中学に入ったら 箏曲部 に絶対、入る!!と決意して志望校選びをしました。もちろん、全力で入試の面接で志望動機として箏曲部に入部したいことをアピールしました。
中学では、箏曲部に入部したら、小学生の頃から既にお箏(こと)を弾ける同級生も入部してました。その同級生は後に最高の親友となるのです。
中1で初めて顧問の先生に話しかけられた時の言葉が「君が おこと弾いたことある子なのかい??」でした。「これは、まさしく私のことではないかーー!!」と心の中で嬉しくなりながら、「あ、はいーー。小学生の頃に学校の授業で触れて。」みたいなことを話したら「あ、君じゃなかったね」と言われ、地味にショックを受けたのでした。顧問の先生は親友にとても期待してたみたいです。
私の通った中高一貫校では、部活は中高一緒に活動してました。
私が在学中は大人数だった時、全国大会(コンクール)で活躍した先輩方がいた時、少人数になってしまい存続の危機の時と様々なことを乗り越えた中高6年間でした。ちょうど、私が高校卒業と同時にコーチの先生が辞めることになり、新たなコーチの先生になり、とても活発な活動を展開していてとても誇りに思うし、応援しています。新たなコーチとは高校卒業後からずっとお付き合いのある先生です。お三味線を部活でも取り入れたり、全国大会の国立劇場東京公演に可愛い後輩たちが出場したり、多くのイベントで積極的に演奏する機会を増やしたりと本当に素敵なコーチだと思う。
高校卒業しても大好きな おことを続けたくて、初めてのバイトで買ったのは おこと でした。大学生の頃はカルチャーで習い事として続けてました。その後、音楽専門学校にて現在の師匠に出会うこととなり、卒業後にお願いして門下生になり、お免状も目指し始めました。表許→裏許→中許→奥許といただき、これ以上はお家元先生と副家元先生の前での試験を受けました。准師範試験に合格し、准師範となりました。ここまで おことにハマるとは思ってもいませんでしたが、とても大好きな魅力ある音楽なのです。
参考動画として他校のYouTubeですがご紹介します。