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ニャンまげ塗り絵コンテスト
江戸庶民の生活に想いを馳せる一席。
ここ最近は、できる限り文明の利器に頼らぬ生活をしようという謎のミッションを遂行すべく、忍者みたいな生活をしております。
電子機器なんてない時代は、火は起こすし、米もかまどで炊いていたり。
尊敬の念でいっぱいでございます。
夜は、父からもらった仏壇用の蝋燭を灯し(ロウの溶け方が秀逸で感動)、炊飯ジャーはつかわずに土鍋で炊く。
計量も目分量。
そんなことをしていると、なんでも自分でつくりだせるじゃないかという錯覚に陥りマリオのスター状態です。
さて最近は、じめっとした日が多いからさっぱり、気楽につくれるものに心惹かれますねぇ。
今回ご紹介しますは、ちゃちゃっとできるも料理の大切な要素がギュギュッと詰まった二枚めな一品。
ごはんにのせるも、そのままつまむもよし。さらには、冷奴のうえにのせたり味噌汁にぶち込むもよし。
「醤油麦麹(なければ醤油)」「切り干し大根」「生姜」「お好きな薬味」「シャキシャキ系の具材」「砂糖」をご用意くださいまし。
材料
切り干し大根 お好きな量
生姜 ひとかけくらい
お好きな薬味(大葉、茗荷、胡麻、ねぎなど) お好みで
シャキシャキ系の具材 今回はおかひじきをつかいました
醤油麦麹 スプーン1くらい〜お好きな濃さ
砂糖 スプーン1/3〜半分くらい
塩 適宜
※豆板醤や七味でピリリと辛くするもよし
作り方
1、切り干し大根の水気をギュッと
水で戻した切り干し大根はしっかりと水気を絞りましょう!この工程でしっかり水気を出しきれていないと、ぼや〜っと水っぽい仕上がりに!
ナムルと同様、和え物は水気をしっかり切るのがコツ。
2、薬味はブラボー!
薬味っ粒揃いなやつらで、大好きです。味噌汁にいれてじんわり味と調和させるもよし、ガツンときかせてその存在感を出すもよし!。
生姜は、体をあっためてくれて、千切りかすりおろすかで味に変化がでてよろしい。大葉は口直しや、ちとさっぱりといただきたい時にはありがたし。
このほかの薬味たちも、効能とオールマイティー感がブラボーすぎる。
お好きな大きさにカットして切り干し大根とのマリアージュを楽しみましょう!
3、「食感」という立役者の存在
「うまっ」に欠かせないもうひとつの立役者「食感」。とろっとさせたり、シャキシャキさせたり、プチプチしてたり。いろんな食感を組み合わせてあげると満腹感、さらには満足感があがるのです。やわやわなもんばかり食べてると、歯も弱るし、満たされずにおやつが食べたいよ〜なんて欲に狩られるのだとか。噛むってだいじーっ!てことですね。
4、奥村チヨの恋の奴隷を思い出すわね
彼女のある曲に「あなた好みの あなた好みの女になりたい」なんて歌詞がございます(味付けの時にふと思い出してしまう)。私はそんな女にはなりたくないからだいぶサイコパスだなと思うのですが、お料理するときは、あなた好みの味つけに仕上げてあげてくださいまし。
以上の食材たちを混ぜ合わせ、醤油麦麹と混ぜ合わせてゆきます。食材たち、ちと水分がでやすいので少し濃いめの味付けがよろしいかと。
砂糖で甘みを足すと、ちびっこでも食べやすく。ピリッと七味や豆板醤を足したなら、酒飲みに嬉しいお味に変身。
最後にお塩でギュッとお味をひき締めましょう。
以上。
今日のツボ
・和え物は料理のいろはが詰まっている
・薬味は体にも味つけにもよし子
・食感は最高の立役者
・恋の奴隷にはならないが、あなた好みの味つけに
・お塩でギュッと引き締める
神田伯山先生のラジヲにて知った「ニャンまげ塗り絵コンテスト」。
私が愛して止まぬ(旧名)日光江戸村が企画しております。
当初は、1名しか応募がなかったようなのですが、このラジヲを聞いた人々が参加しはじめた模様。
だいぶ前にダウンロードしていたくせに手付かずにしていた。
ここぞとばかりに、色鉛筆としても絵の具としてもつかえるよ、という水陸両用みたいな色鉛筆をゲットし、近所に住むちいさなお友達と一緒にやりました。
選ばれれし者には、忍者グッズが送られるのだとか。
やはり大人になると、これはこう!みたいな固定概念に脳みそ支配されてて悔しいなっとなりました。あぁ悔しいっ。
ちいさいお友達のアクロバティック感あふれる色塗りに、感覚をビンビンにしました。
そのあとは、穀物でできたスポンジみたいなおもちゃで工作。
大人の私の方が夢中になり、ちっさな化け物たちをこさえまくりました。
頭ばっかり動きまわってるけど、手と足を動かすってだいじだなと学んだな。
愛をたくさんもらい、なんとも幸せな1日に夢うつつでございました。
今日はひっそりと身を潜めて忍びの世界に戻ります。
(忍びの世界は、辞める時には処刑されるらしい。ヒィイ)
以上。
食べたいものをつくる人 高橋 拝。