
しっとりいきたい夜の肴
色気のあるいい男のラジヲを聴きながらクイっとやりたい一席。
彼(前野健太)を知ったのは、数年前。
かの有名なフェス「フジロック」。
そこからしっぽりいきたい時に部屋真っ暗にして聞くのがお気に入り(病んでないよ)。
気持ちのいい夜風に吹かれながら、いい男のラジヲを聴いて、彼は珈琲をすすっていたけど、私は焼酎と美味い肴でちびちびと。
なんだかしっとりいきたくなる、そんな肴のご紹介ですわよ。(なんか今日はお上品だ、わ。)
今日も塩麹!くどいわッ!と思ったあなた。
明日は醤油麦麹で攻め込みましょう。
「塩麹」「鶏胸肉」「生姜」をご用意ください。(2日かかるけど、むちゃ簡単です。)
材料
塩麹 スプーン3(仕込んだ麹の濃さによる)
鶏胸肉 1枚
すりおろし生姜 1〜2かけ
作り方
1、皮をベリッと剥がしましょう
気になる筋なども一緒に、丁寧に処理します。
このちょっと仕立手間が、上品さの秘訣でございます。舌触りが全然違いますわよ。
2、フォークでブスッと
鶏肉の両面にフォークをブスブスさしてゆきます。これは、味を染み込ませて、柔らかくするために行います。
3、塩麹とすりおろし生姜の液にドボン!(塩麹の味を知る)
塩麹がどれくらい甘いか、塩辛いかによって量を調整してゆきます。
ここをすっ飛ばすと、しょっぱくなりすぎるか、ボンヤリとした味になります。最初はうまくいかないかもしれませんが、コツがつかめればお手のものになるはずです。人生楽ありゃ苦もあるさ!
4、鶏肉を液に漬け込み揉む
密封袋の中に鶏肉と塩麹の漬けダレをいれて揉む
5、冷蔵庫にて1晩おやすみ
じっくりゆっくり熟成させましょう。おやすみ〜!
6、ボイルします(火加減を操る!)
大きめの鍋に、鶏肉が浸かるくらいのたっぷりのお湯をIN。
流れはこんな感じです「ボコボコ、ドボン、コトコト1分、放置」これを覚えておけばよし。
その1、まずはボコボコ沸騰(強火)
その2、密封袋のまま鶏肉をドボン
その3、蓋をして1分茹でる(弱火)
**その5、火を止め、粗熱が取れるまで放置
**
7、カットする
お好みの薄さにカット
8、袋のタレをかけて完成
このタレがうまいので、活用してくださいまし!
オリーブオイル、ブラックペッパー、薬味を載せても美味です。
以上。
今日のツボ
・下処理は丁寧に、ね!
・塩麹の味を確認せよ
・揉んで一晩おやすみなさい
・茹でる時は火を操る
・袋のタレに旨味がギュッ
「お相手は、前野健太でした。さよなら。」
と彼は言い残し去っていきました。
しびれちゃうなぁ〜。
今日はほろ酔い夢うつつ。
だいぶ早めのおやすみなさいだ。
お後がよろしいようで。
食べたいものをつくる人 高橋 拝。