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#1783 難しい本しか読まない(という宣言)

先日図書館で借りた本、齋藤孝著『難しい本をどう読むか』。人生これからの大学生向けのような本を、人生後半戦のおじさんが読む。

なぜ読もうかと思ったか。それはたまたま手に取ったというのもあるが、深層心理として、『ファスト教養』とか「10分で読める名作」とかエッセンスだけ吸収できるこの時代に、難しい本を読むのもいいんじゃね?と思ったからというのは嘘。

ただ、無限に選択肢があり、インスタントに情報を摂取できるこの時代において、原典にあたるって行為をしなさすぎたというのは少し本当。

というわけで、今の本棚にもこの本の影響でウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』と西田幾多郎の『善の研究』が追加された。

難しい本を増やし、自分に圧力をかける

古典には旧訳と新訳版があり、誰々の訳がわかりやすいというのもあるとのこと。その他にも「光文社古典新訳文庫版」よりも「岩波文庫版」のほうがわかりやすいとか。どちらも読んでいないのでどの訳が良いとか判断がつかないわけだが。

なんだか、ロック名盤のリマスター盤みたいな扱いだな。砂原リマスター盤みたいな。

というわけで、最近追加した本はこちら

ちょっと前に購入したツァラトゥストラがだんだん下に押し下げられていく、、、(読んでないから)

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