骨って、本当はものすごい可能性を秘めているのかも!
最近、「体」のことがすごく気になって色々調べている。
昨日お会いした方には、体の構造上のお話(骨組み)についてお聞きして、すごく勉強になった!人間の体はやっぱり「骨」が基本らしい。
もちろん筋肉も大事だけれど、その前に骨。骨は人体にとって基本の基本。だから「骨」を軽視してはならないと。
体のことといえば、最近私の頭の中は
・元気でいられるように、なるべく栄養価の高い食べ物を食べよう
・こまめにウォーキングをして、足腰を鍛えよう
・筋肉維持のために、スクワットを習慣にしよう
みたいなことばかりで、「骨」のことが完全に抜け落ちていたので、
これを機にしっかり向き合いたいと思った。
(そういえば、先日、鍼に行った時にも骨について言われたな)
ちなみに、骨がよい状態で機能しているときは、本来ある力がバランスよく全身に分散されていくので、巡りの良いカラダになっていくという。
専門分野ではないので、稚拙な表現ですが…。
その時、「それって京都の東寺の五重塔みたいなイメージに近いですか?」と
聞いたら、そうそう!と。
1300年以上も前に建てられた、東寺の五重塔は木造建築では現存最古と言われていて、東京スカイツリーの建築にも応用されたことは有名な話。
外から大きな衝撃がやってきたとしても、その力を一旦取り込み全体に分散させる構造であるからこそ、木造建築でも倒壊することなく持ち堪えてきた。とてつもない長い歴史を紡いできたということで、これは本当にすごいことだと思うけれど、それが人間の体にも通じるというのだ。
それがストンと腑に落ちた時、俄然、骨についての興味がむくむく湧き上がってきた。
私も、ムダがなく機能的で、それでいて、美しい骨の構造になりたいと。
もちろん骨が丈夫かどうか?は、骨が最適に機能するための絶対条件だと思うけれど、その次のステップとして、「骨の使い方」があると思う。
骨をうまく(これは人によって体が違うから正解はないと思うけれど)使いこなせるようになると、本当いこれが、いいこと尽くめのようなのだ。
何よりも、私の苦手なガチガチに筋肉鍛えて強くなるとかのイメージではなく、自然体で「しなやかに受け流す」感じがイメージできるのが嬉しい。
そういえば、尊敬しているご高齢の女性も、定期的に整体に行っていらして、「骨がすごくきれいですね」と言われるらしい。(ちなみにその方はめちゃくちゃ元気でパワフルで、いつも楽しいことを探して動き回っている。活動量かなり多い)
うーーーん、やっぱり骨には何やら、とても重要なヒミツがありそう!
少し脱線するけれど、ちょうど同じタイミングで、能の舞台を見にいき、
素晴らしい踊りに圧倒される出来事があった。
あまりにも素晴らしく、「一挙手一投足を見逃すまい」と目の奥に焼き付けていたけれど、あの美しい所作もすべて、骨から始まっているのかもしれないと思った。
もちろん日々のお稽古の賜物だと思うけれど、それ以前に、体の構造にもきっと並々ならぬこだわりがあるはず。
本当に素晴らしい動きには圧倒されるパワーがあるし、魅了されずにはいられない「何か」がある。
人間は本来持っている能力の数%くらいしか発揮できていないと言われているけれど、これは体も同様なのだろう。
そして、心と体は繋がっているから、体をしっかり整えたら(究極は骨を整えたら)心も連動していい具合に上向いていくのだと思う。
私は鍼の出会いでそのことを強く実感したので、今年は「体から入ろう」と思って色々と試みている。
そのことを、ここでも少しずつ書いていこうと思います。
自己観察も含めて。
体の変化を見ていくのは楽しい^^
日々が人体実験のようで。
筋肉をムキっと見せて満足気に自慢する人もいるけれど、私にそれは無理なので(鍛えても筋肉がつきにくい体質)、せめて内側の「骨」を鍛えて、
どやっ!!!
て言えるようになりたい。
骨は表からは見えないけれど、骨がきれいなパワフルな年上の友人しかり、先日感激した能の舞しかり、不思議とまわりを圧倒してしまうオーラを纏えるのかもしれない。
体はきっと、可能性の塊。
もっともっと追求してみたい。