2年前の海外研修で感じたこと
かなり前の話です。
2019年の6月
知り合いのトレーナーの方からお誘いを受け、
アメリカのロサンゼルスにトレーナー研修に行きました!
以前から海外事情を見てみたかったということと、
単純にアメリカに行ったことなかったので、
行ってみたかったでのが理由で一緒に行かせてもらいました!
そこで僕自身、
自分が選手をサポートする上での新たな視点と
自分自身の目標を達成する上でまだまだ力が足りてないことに気がつきました。
ここでの経験は今の活動や今後の活動に繋がる最高の機会でした!
新たな視点
僕はこれまで理学療法士として
主に痛みや怪我からの復帰をサポートしていました。
スポーツ現場では、選手のケア、ウォーミングアップ、テーピング等の
対応を行っていました。
トレーナーも基本的には1人だったので、
自分で要望があればなんでも対応する何でも屋みたいな感じでした!
自分でとにかくいろんな分野を勉強し、現場や病院で応用していってました。
常に1人で考えてやっていて、これが当たり前だとも思ってました。
しかしアメリカで見たものは自分が思ってたものと全く違う環境でした。
スポーツで有名な大学の施設を見学に行ったんですが、そこには
・理学療法士
・AT
・栄養士
・ストレングストレーナー
といったように多職種の専門家が在籍していました。
それぞれの専門家が自分の役割を果たし、次の専門家に繋いでいったり
というように完璧な連携体制で選手をサポートしていました。
自分の役割だけで他は興味なしというわけでもなく、
互いの分野についても理解し、理解した上で信頼し合って任せ連携する
というような形でした。
普通に『良いな』と思いました。
実際、全ての分野を1人だけで極めるというのは正直難しいです、、、
一つの分野でも生涯かけて極めれるかどうかはわかりません、、、
であれば自分の専門分野をまっとうし、他の分野は信頼する専門家に任せる
方が選手にとってもベストなんではないかと感じました!
僕が目標とするプロ野球の業界でも多職種が連携し
選手のサポートを行っています!
近年では
『トータルサポート』という形で
多角的な視点から選手をサポートする動きが広がってきています。
僕が今所属しているONEBODYでもこの形をとっています。
ただこのような連携を実現するためには、
専門外の分野は任せとけば良いし、勉強もしなくても良い
というわけではないです。
その分野の方々はどんなことを勉強し、どのように選手と
関わっているのかを知っておくことで、よりスムーズな連携ができるし
選手に必要なことを選択することができると考えています。
ここで大学施設を見た経験から
自分に足りてないことは人の力を借りないといけない思ったし、
このように信頼できるチームを自分の周りに作っていかないといけないと
感じました。
この数ヶ月後にONEBODYからトータルサポートの施設を作るから
来ないかと連絡があり、ここでその形をつくろうと決心しました。
力不足だと感じたこと
施設を見たり、
施設のトレーナーと触れ合う中で感じた力不足は
・英語力
・自信
でした!!
将来日本人選手と海外に行ってトレーナーとして活動するという目標が
あります。
そのために『英語力』は必須で、
そこで活動する人みんなが持ってる標準装備だと感じました。
実際一緒に行った他のトレーナーの方で
英語で質問したり、普通の会話をしたりしてる人もいて
純粋に羨ましかったです、、、
通訳つければええやんて言われるかもしれませんが、
実際自分で話ができる方がやりとりもスムーズだし、
何より楽しんでできると思いました。
自信についても、
これは海外だからというわけではないですが、
選手と関わるときは、周りのスタッフと連携するときに
自信なさげな雰囲気があったり、
自分の意見や考えを言わずにただ従うだけの存在では、
チームプレーができないし、選手も不安にさせると思いました。
みんなが本心をぶつけ合うことで、高い質のサポートが実現できると
考え、今では間違ってようが、とにかく声に出して伝えうようにしています。
そうしていると、他のスタッフから意見を正してもらうこともできるし、
お互い今このくらいの理解度なんだということもわかります。
また、選手に対しても自信を持って指導することで、
伝えたことを普段の生活に取り入れてもらえるようになったし
頼ってもらえるようにもなりました!
このアメリカでの経験が
今のONEBODYでの活動に繋がり、
今度の自分の目標達成のためにも、足りないことに気づけた
貴重な経験となりました!
1つの経験は見たり、読んだりするよりも価値がある!!