「3万円のキーボード」を買ってしまった話(G913 TKL)
どうもこんにちは。崇(たかし)です。
今日は忘れた頃に書きたくなるガジェットのお話です。
普段の記事とは少し毛色が違いますが、書きたかったので書きます。
メカニカルキーボードが欲しかった
最近、新しいキーボードを買ってしまいました。
昨年買ったロジクールのMX Keys Miniも素晴らしいキーボードでした。
いまもサブキーボードとして毎日愛用しています。
(仕事的にどうしても複数のPCを同時使用する必要があるため、サブキーボードと言いつつ普通に毎日ヘビーユーズしています。)
ですが、色々とデジタルガジェットを調べているうちにどうしても「メカニカルキーボード」というものを一度は使ってみたい、と思うようになりました。
打鍵音や打鍵感など、文字を多く打つ人にとってはかなり快適な使用感だそうです。
ぼくは仕事でも大量に文章を打ちますし、プライベートでnoteも毎日書いています。
日々のタイピングを快適にすることは、QOLを上げることにもつながるのではないかと思い、ずっと憧れていたわけです。
自分の欲しい条件を整理してみた
そして自分の利用環境、用途を整理すると以下が条件になりそうだということが分かってきました。
①メカニカルキーボード(これは当然)
②ロープロファイルキー(MX Keysに慣れた自分には、メカニカルらしい背の高いキーは押しづらそう)
③ワイヤレス接続、かつ複数機器の切替可能(複数PCを同時利用するので、いちいちケーブルを差し直すのは手間)
④テンキーレス(テンキー使わない。それよりも省スペースの方が重要)
⑤変則配列でない(方向キーが変なレイアウトに押し込まれていたりしない。方向キーめっちゃ使う。)
⑥数字キーとファンクションキー(F1~F12)が独立している。(Fキーヘビーユーザーの自分としては、Fnと数字同時押しとか発狂する。)
という具合に条件を挙げていった時に、これらを全部満たすものというので探してヒットしたのが、こいつです。
ロジクールのゲーミングラインナップであるGシリーズのフラッグシップモデルである、G913のテンキーレスモデルです。
ぼくの条件を全て満たすのは、本当にこいつしかいなかった。
同じロジクールのMX Mecanical Miniもかなりいい線行っているのですが、右端にHome/End/PgUp/PgDnがちょっと変則的な感じで押し込まれているのと、これらのキーがEntの右側にあるのが気になりました。BackSpaceキーの右に別のキーがあるのも、地味にストレスになりそう。
ということで⑤(変則配列でない)との適合性という観点でG913 TKLに軍配が上がった感じです。
G913 TKLは家電量販店で何度も試し打ちしましたが、打鍵感、キーのフィット感という意味でもメカニカルキーボードの中では一番しっくりきた。
買うならこいつしかない。
結構前からそう決めていました。
しかし、高い
しかし、値段が高い。。
上記のAmazonリンクではセールをしているようですが、普通に買うと3万円ちょっとくらい。
人によって価値観は違うと思いますが、ぼくの中ではキーボードに3万円はちょっと一線を越えた値段のように感じます。
意外とケチ臭いというか、モノを買うのにビビりがちな自分にとってはかなり勇気がいるものなので、半年くらいずっと購入を迷っていました。
しかしこのたび、引越しを迎えるにあたり色々家電などの買い替えを行っているうちに量販店のポイントがだいぶ溜まってきたこともあり、今年の初売りで思い切って購入してきました。
よかったところ
で、かれこれ2か月くらいバリバリ使ってみているわけですが、まずよかったところを挙げていきます。
打鍵感は最高
まず打鍵感ですが、これはやはり最高です。
ぼくはリニア(赤軸)を選択したのですが、カタカタという軽快な打鍵音と確かな打鍵感、そしてスムーズなレスポンスが非常にタイプしていて心地よいです。
ロープロファイルなこともあり、キー上を滑るようなタッチでタイプできることもあって、すこぶる快適です。
同じリビングで在宅ワークをしていると、奥さんからも「気持ちよさそうねー」と言われたりしています。
ただし、やはりパンタグラフのキーボードと比べると打鍵音は大きいので、オフィス内や部屋で別の人が作業している場合などはちょっと気を遣う必要はあるかも。
高級感のある見た目
G913はボディがアルミ切り出しのような素材となっており、プラスチック素材などと比べると高級感があります。
また、キーにかな文字が印字されていないところもスタイリッシュだと思っています。かな文字入力使わないですし。
全体的にとても所有欲を満たしてくれるアイテムと感じています。
ワイヤレスが高速、切替も早い
ワイヤレス接続はUSB接続とBluetoothの2種類を使い分けることができ、手元が切替ができます。
特にUSB接続の方は非常に高速で、まったく遅延を感じません。
また、切替からPCに認識されるスピードもとても早い。
MX Keys Miniでは微妙な数秒の待ち時間がありましたが、それがほとんど発生しないところも素晴らしい。
バッテリーの持ちがすごい
バッテリーによる充電なのですが、バッテリーの持ちが凄いです。
公称では、バックライトオフの場合フル充電で135日(!)持つらしいです。
ぼくは基本的にバックライトオフで使用しているので、今のところ一回も充電せずに2か月普通に使っています。凄い。
イマイチなところ
ここまで褒めちぎっているわけなのですが、イマイチなところもなくはないです。
高い
繰り返しになりますが、やっぱり3万円は高いなーと。
まぁG913 TKLはゲーミングキーボードなので、普通にデスクワーク+note執筆で使うには、高速接続(遅延対策)やキラキラ光る機能など、自分にとってはややオーバースペックな部分もあるのかなとは思っています。
ただ将来的にはゲーミングPCでのPCゲームもやってみたいと思っているので、さらにそのスペックが活用できるかなーとは思っています。
Bluetooth接続が1機器しかできない
これはぼくが買う前にちゃんと調べておかなかったのが悪いのですが、Bluetooth接続は1機器しかできません。
MX Keys Miniは3機器までBluetootchのペアリングができ、手元で切替ができるのですが、G913 TKLはBluetooth接続は1機器のみ登録でき、手元ではUSB/Bluetoothの切替しかできないわけです。
なので事実上2つのデバイスでしか使用できません。
ぼくはプライベートも入れると3台以上PCを駆使するので、完全にこれ1台では運用しきれないところがあります。
そういうこともありMX Keys Miniとの2台使いを継続しています。
これからも使い倒していく
というわけで、一部不満なところがなくはないのですが、総合的に極めて満足しています。新年早々いい買い物ができた。
当面これ以上のキーボードは望まないので、引き続き仕事にnoteにゲームにと使い倒していってやろうと考えています。
購入を考えている方などがいらっしゃったら、参考になれば嬉しいです。
久しぶりにガジェットについて書いたら、止まらなくなって気が付いたら3000文字オーバーになってしまいましたw
今日は以上です。
ありがとうございました。