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東大読書②:STEP2の取材読みとは?読書するときの「姿勢」って意外と大切ですよね😏
読書ノート(67日目)
さて、本日もこちらの本からです。
本書ではSTEP1~STEP5にかけて
読む力と地頭力が身につく読書法として
STEP1:装丁読み
STEP2:取材読み
STEP3:整理読み
STEP4:検証読み
STEP5:議論読み
が紹介されています。
そして2日目の今日は取材読みについてです。
・取材読みをすると、論理の流れがクリアに見える。
「記者」になったつもりで読むと
「記憶」も「理解」も深まる
・本を読むのではなく、本を取材する。
優れた読み手は読者ではなく、記者になる。
・読者はただ文字を見るだけ。相槌も打たず、
メモも取らずに先生の話を聞く状態に近い。
・記者は相槌を打ちながら、質問を考えながら、
時にはメモを取りながら著者の話に耳を傾ける。
「なるほどな」と思ったり、
「あれ?これってどうなんだろう?」と自分の中で
納得や疑問を持って読む
・まずは記者の姿勢になること。前のめりになる。
本を大きく開き、体との距離を近づける。背筋を伸ばす。
・東大生の試験の受け方を見ても、みんな一様に姿勢がいい。
姿勢が良いと書くことに集中しやすくなりミスを減らせる。
・取材読みの効果
文章を平坦に読むのではなく、
(喜怒哀楽の)感情という色をつけて読むことで
理解がしやすくなるし文章の流れが追いやすくなる。
感情を理解すれば、その次からの流れが理解できる。
・さらに、質問読みで情報を知識に変える。
質問しようと思えば、情報ではなく知識が得られる。
・付箋に残しておくべき、重要な質問とは
①著者がはじめに投げかけた問い、最初の主張。
②質問への回答が複数ありそうな質問。
「AIは人間に勝てるか?」という問いに対して
「全ての分野では勝てないがこの分野に限れば勝てる」など
③議論が分かれそうなものに対する質問。
良い悪いの価値判断、未来に関したり、〇〇すべきとの主張
・(質問読みをさらに深堀りする)追求読み
①1回読んだ本や章を選ぶ
②その本を本当にそうか?と常に疑問を抱きつつ読んでいく
③読み進めていく中で、抱いた疑問が解消されるか、
残り続けるかを見極める
④本や章を読み終わるまで残り続けた疑問をノートに写し、
調べてみる。納得できなかったものすべてを調べることで、
自分で考えて調べるという訓練になり、1回読んだ本や
章を読み直すことで、一度は疑問を持たずにスルーした中から
自分の力で考えた疑問を可視化できる。
・東大の学期末レポートでは
「授業の中で疑問を持った部分に関して
自分で調べてレポートを提出させる課題」が多い事が特徴的
東大読書のSTEP2の取材読みも
STEP1の装丁読みと同じく
様々なテクニックや手法が紹介を
されていますが、
僕が最も「そうだな!」と共感し、
すぐに取り入れたのは「姿勢」です。
本に対して取材をするように
「記者の姿勢」で読書をすること。
今すぐの心掛けで簡単にできる割には
効果は抜群にありそうです。
今までの読書では、時には
ソファやベッドに寝そべりながら読んだり
することもありましたが、
やっぱり机に向かって読んでいる方が
スピードも記憶力も高まっている気がします。
そもそも
「この本を読むことで
どんな新しいことを知りたいのか?」
という読書の目的が、読む前の段階で
はっきりしていれば、少しでも多くの知識を
得ようと自然と姿勢も前のめりになりそうです。
姿勢は気付いたときに修正するとして、
やっぱり大切なのは、
目の前にある本を読み始める前に
読書をする目的を考えてから、
自分が次に読む本を選ぶということ。
仕事でも「目的、目的…」と考えているのに
プライベートの読書でもまた「目的、目的…」と
堅苦しく考えることに少し抵抗感はありますが
このnoteの更新も年間70冊のペースと考えると
1年で70冊しか読めないということに気付きました。
(はい…単純計算で考えたら当たり前ですよね…)
ちなみに、少し古いデータですが
年間の書籍の発行点数は約7万点だそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1671798755260-kzUhyCKqkC.png)
僕のメインの読書テーマである
ビジネス書(産業)に絞っても年間で約2,500点が
新たに発売されているということで、
年間70冊の読書ペースでは
年間発行点数の約3%しか読めないのです…
限られた自分の時間の中で、
いま何を読むべきかを考えることが
読み方よりも、もっと重要だなぁと思いました。
ビジネス書のベストセラーや
古典と言われる名著、
新刊については書評などを活用しながら、
2023年では、より一層の効率的な読書を
目指したいなと思い、今日は締めさせて頂きます。
それではまた明日―!😏