首位湘南ベルマーレ戦
まずこのタイトル
Fリーグの十数年の歴史のなかで
首位が名古屋オーシャンズではない瞬間というのは
とても少なく、それだけ今季のFリーグは
混戦であるという事実がそこにはあり
首位にいる湘南ベルマーレがどれだけ
好調であるかを示しています。
そんな湘南戦において気をつける必要が
あったのはリーグ得点数1位の攻撃力。
リーグトップスコアラー(17試合21得点)を擁しつつ
その他複数得点者も多い。
その中で私達は湘南ベルマーレの戦績の特徴として
少ない得点で勝ち点を得た試合が少ない傾向と
得点時間帯が遅い試合に勝ち点を落とす傾向に
着眼し、
『今の湘南を0に抑えるのは難しいが
可能な限り長い時間0に抑えれば相手のリズムを
崩す事ができ、自分達の試合にできるだろう』
そう試合に臨みました。
ここ数年湘南戦で勝つ試合はほぼ同じような展開で
最後の最後に試合が動く。
結果として用意したセットプレーや守備の策がはまり
3-2で競り勝つ事ができました。
まずスコアラーに得点させなかった事と
失点をなるべく早い時間にしなかった事で
(もちろんしないに越したことは無い)
ゲームを作らせなかった事が勝因でした。
3得点どれも素晴らしいものでしたが、
なかでも2点目のキックインは注目頂きたく
実は1stピリオドに同じ形を試したものの、
失敗していました。
それをベンチ、ハーフタイムで修正したものを
即座に体現してみせた選手たちを本当に
リスペクトします。
消化試合数の関係で試合毎に順位も変わる今季
我々はそれに一喜一憂せずに
一戦一戦全力で臨んでいきます。