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富山県|公立高校入試確率問題2024

 袋の中に1,2,3,4,5の数が1つずつ書かれた同じ大きさの玉が5個入っている。中を見ないで,この袋から同時に2個の玉を取り出すとき,取り出した玉に書かれた数の積が偶数となる確率を求めなさい。
 ただし,どの玉を取り出すことも同様に確からしいものとする。

分類:15 同時に2つ取り出す

 袋から2個の玉を同時に取り出すので、順序は関係ありません。ということは表はC型になります。

 すべての場合の数は10通り。ここから、解法を3パターン示しておきます。

(解法1)まずは単純に

 各マスに積の値を書いてしましましょう。

 偶数になるのは

 7通りなので、求める確率は$${\dfrac{7}{10}}$$。

(解法2)積が偶数ということは? その1

 2数の積が偶数ということは、どちらかが偶数であればいいので、積そのものを求めずに、どちらかのカードの数が偶数になるところをチェックすると

7通りあるので・・・以下略。

(解法3)積が偶数ということは? その2

 2数の積が偶数ということは、どちらか少なくとも1つが偶数であればいいので・・・

 「じゃない方」はどちらとも奇数、ということなのでチェックすると

 その確率は$${\dfrac{3}{10}}$$なので、求める確率は、1-$${1-\dfrac{3}{10}=\dfrac{7}{10}}$$

$${\bm{\dfrac{7}{10}}}$$


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