寝るだけで頭が良くなるワケとは
睡眠こそ最強の解決策である マシューウォーカー著
本書を読み、睡眠に対する私の考えはとてつもなく大きく変わりました。
最強の解決策である睡眠について知り、睡眠の恩恵を惜しげなく頂きましょう!
本書は睡眠について次の4つの構成になっています。
1. 眠りとは何か?
2. なぜ眠りが重要なのか?
3. なぜ夢を見るのか?
4. 睡眠とどう向き合うべきか?
睡眠時に脳で起きている現象やその驚くべき効果について、研究・実験結果をもとに教えてくれています。
今回は本書を読んで私が最も重要だと感じた眠りの効果について、書いていきます。
眠ることで創造力が向上する
これが私が睡眠において最も重要だと感じる効果です!!
「ん、意外と普通じゃないか??」と思った方ももう少し聞いてください。(笑)
人間はあらゆる生物の中で、最も知能があると言われていますよね。
なんとその要因が睡眠にあるというのです。
睡眠ではレム睡眠とノンレム睡眠という2種類の睡眠状態が交互に現れるというのはご存知でしょうか。
多くの方は聞いたことがあるのではないかと思います。
ノンレム睡眠では、記憶された情報の整理が行われます。
起きているうちに記憶された情報は、短期記憶として脳の海馬と呼ばれる部分に保存されています。
ノンレム睡眠時にはその情報が整理され、脳が必要と判断したものが脳の皮質に長期記憶として保存されます。
もうこれだけで睡眠は重要だと思えますよね。(笑)
しかし、もう一方のレム睡眠にはもっと驚くべき効果があります。
レム睡眠では、記憶された情報たちがあらゆる方向で結びついていきます。
どういうことかと言うと、記憶されている情報の中で全く関係ないと思われる情報同士が複雑に結びついていくのです。
夢を見ているあいだ人はレム睡眠状態です。
夢の中では、そこいるはずのない友達が急に登場したり、現実では起こり得ないような出来事が幾度となく起こりますよね。
これを思い浮かべると情報があらゆる方向で結びついていくと言うイメージが湧くのではないでしょうか。
そして大事なのが、人間の睡眠の特徴として【睡眠におけるレム睡眠の割合が多い】というものがあります。
つまり人間が他の生物より知能が高いと要因は、このレム睡眠のおかげではないかというのです!
まとめると、
睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠という2つの状態があります。
ノンレム睡眠では情報が記憶として整理され、
レム睡眠では記憶された情報たちがあらゆる方向で結びついていきます。
つまり私たちが日常で得た情報は、寝ている間に記憶として定着すると同時に新たな発想まで生み出そうとされているのです。
そしてこれにより生まれる創造力こそが人間の持つ優れた特性なのです。
この投稿を読んでくださった方の中には、本やブログを通じて新たな知識を得ようとされている方もいるのではないでしょうか。
今後はその勉強をより効果的にする手段として、睡眠を活かしてみてはいかがでしょうか。
近いうちに睡眠の質の高め方についても書きたいと思いますので、ぜひそちらも読んでいただけるとありがたいです。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
I put the brush...
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