よるパリ(夜のパリ)
「写真を撮る」ために出かけることはなくて、何かのついでに撮ることの方が多い。
この日は会食の帰り道、パリの夜が印象的だったので、マレ地区を歩きながら気ままに撮ってみた。
パリは夜がいい。
ヨーロッパ全体に言えることだけど、パリも夜がちゃんと暗いところがいい。
一時、街灯の色が全て蛍光灯のような白いLEDに統一されるという話もあったんだけど、それが採用されなくて本当に良かった。ガス燈を思わせるあの街灯がなくなったら、もうパリの夜にかかっている魔法は消えてなくなってしまう。
あとで振り返ってみると、赤に惹かれて撮っていたようなので(その場では、あまり気にしないで撮ってる)、引き続きパリの赤を探してみようと思う。
吉田パンダ名義で「いぬパリ」という本を出しているんだけど、「よるパリ」もちょっと拾い集めてみたい。