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パリ歩きで撮り比べ Leica M10-D VS Q3 28


えーっと、今日はクリスマスなんですが、夕食はリクエストを受けてハニーフライドチキンバーガーを作りました。フライドチキンの衣は小麦粉+コーンスターチ(3:1の割合)。めっちゃサクサクに仕上がるので、ぜひお試しあれ。

さて、この間出かける時に持っていた二台のカメラで、ふと思いついて撮り比べてみました。

2018年発売のライカM10-Dと、2023年発売のLeica Q3 28(Q3 43が発売以来、いちいち28mmだと書かなくちゃいけなくて面倒ですね。以下Q3で)。

旧M型と新Q型、どれくらい違うのか、、。




午後の光にまどろむトラネコ。これはQ3の方が好き。

ちなみにM10-DにつけているレンズはVoigtlander Nokton 40mm f1.2。純正じゃなくてすいません。Q3は28mmを35mm枠トリミングで撮影しています。常に最初の一枚がM10-D、二枚目がQ3です。

パリのサント・オーギュスタン教会(たぶん)。
冬はいつも、グレーに覆われている街です。

ちなみに、jpg撮って出しではありません。Q3のjpgをライカ・クロームにしていて、お互い最初の設定に大きく左右されてしまうので、RAWからのストレート現像jpgとしました。露出だけ揃えた画像もありますが、基本的に何も触ってません。

Q3の方が全体にカラーコントラストが高く、シアンがかっているのが特徴的です。M10-Dの方が暖色に傾いているとも言えますが、、。


ライカ持ってる人がよく撮る金属←オイ。あ、絞りは両方ともF5.6固定です。ボケ勝負とか興味ないので。KAWASAKIのSにピント合わせたつもりなんですが、M10-Dは若干外してしまいました。

眠い、眠いよパリ!
リアルもこんな感じです。

写真を見ていると、記憶色はM10-D、現実色はQ3という気がしてくる。あくまで「気がしてくる」だけですけど。

ムエタイコーチ、1h25ユーロって書いてますね。ちょっと興味があります←マジかよ。

これはM10-Dの方が青いですね。AWBで写しているので、モノによってそのバランスが変わったりしてますが、大目に見てください。

リフレクション。ハイライトがシャドウがって言っても、写真って結局「ぱっと見」ですから、それで言うとQ3の方が「締まった画像」ではありますね。現代的とも言えるか。


カフェのメニュー。薄切りの子牛肉、ノルマンディー風、タリアテッレ添えか、、。

これ撮って驚いたのは、Q3の歪曲収差です。え、直線撮るとこんなに歪んでたっけ??トーンという点でもM10-D&フォクトレンダーの方がいい感じ。

あ、ちなみに二枚を揃えるために写真のトリミングはしてません(Q3は35mm枠だからすでにトリミングしてるけど)。

40mmと35mmですが、だいたい同じ画角に揃っているのは長年の勘が為せる技です(キリッ)。

この窓辺の植物もM10-Dの方が好きですね。ちょっとイエローが強いけど、イキイキ感がある←ざっくり。

香水のアフィッシュ(広告)。暖色系か、寒色系か、あとで調整でどうにでもなる部分でもあり、もう好みの問題ですが、M10-Dいいですね。

引越し作業してました。何で撮ったのか良くわかりません←エー!

もし、街に人が一人もいなかったら、「パリらしさ」はそこに写るでしょうか?アジェなら写せるかもしれませんが、パリをパリらしくしているのは人だと思います。

あ、そういえばQ3は3600万画素で撮影しています。35mmトリミングで1800万-2000万画素だったかな。うろ覚えですが、それくらいで。


ジャック・マール・アンドレ美術館のボルゲーゼ展には行列が。

モンマルトルにある教会の一角で行われている、絵画展のポスター。どっちの描写でもいいかな、、。もう結論ですが、どっちでもいいなと。カメラより何を写すかの方が100倍大切なので←じゃあ、なんで比べたんだ。

休業日で閉まっているレストラン。一枚目は「あの日のレストラン感」ありますね←言ってることがわかりません。

結論:M10-Dは過去を、Q3は今を写すカメラです。

やっぱりM型もいいね。
年末にはM型レンズ(35mm&50mm)が二本届くので、他カメラとの比較はなしで、パリを撮り歩いてみようと思います。

では、メリークリスマスということで。

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