難しい。けど面白い。
2021年2月〜3月。高校入学までの間、中学生の練習を見ることができないだろうか。高校で長距離に力を入れている学校に進学するため、その準備として、自分ができることを考えたことがきっかけだった。
結果として、練習を見ることができるようになり、将来的にもランニングに関するアドバイスができるようにしていきたいと思っていたので、自分自身にとっても非常にいい機会を頂いた。
6月から週1回の練習は一緒にしてきてはいたが、部活動との兼ね合いもあり、中々練習の調整をすることが難しかった。(実際のところは自分自身、経験も知識も全く足りていなかったため、練習をどこまでやらせて良いのかわからない状況だった。)
ただ、2ヶ月間の練習を全て任せてもらえるのであれば、中学生と話し合いながら練習を決めていける。やっと自分がイメージしていたことのスタート地点に立てた気分だった。
現状の確認→目標の設定→menu作成→実践と修正の繰り返し。
これで進めていくことにした。
1ヶ月間、入試の勉強で走っていなかったらしく(走ってて欲しかった...)、なかなか厳しい現状。
そして、3000mのベストが 10’30”台だったので最低でも、9分台には持っていきたい。ここはお互い意見が同じだったので良かった。
ここからが、とても、とっても大変でmenuの作成が全く進まなかった。
本来であれば1ヶ月かけて体力を戻していきたいが、そんなに時間は残されていない。
ということで、2週間、体力を戻しながら流しで体のキレを戻していく。
そこからは週2回、3000mだけに目を向けたスピード練習。
大まかにはこのような感じで、あとは本人の気持ちが切れることがないようにjogで練習量を調節する。
初めての経験で、戸惑うことばかりだが、悩んで考えている時間が何より面白い。もうすぐ2週間が経過するが、準備段階は今のところ順調。
問題はここから自己ベストを30”縮めていくための練習がこなせるかどうか。
普通にやっても、自己ベストを出すことは難しい。
ただ、「中学生」というところに可能性は十分にある。
目標達成に向けてできる限りのサポートをしていきたい。