● セドナへ行ってきました②(大自然編)
(↑)レッドロッククロッシング。オーククリークの川沿いにて。
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こんにちは。 タイシです。
前回(↑)の 続きです。
今回は、セドナの自然 について。
<セドナ / 基本情報>
標高、約1,300m 。人口約1万人の小さな街。
私は、見た目は全然違うけれど、標高も雰囲気も、
八ヶ岳の小淵沢とか清里に似ているなぁ、と思いました。
穏やかで、とても澄んでいて気持ちの良い空気。
気温は、私がオジャマした9月下旬で、30度以上。夜は15度くらい。
服装は、薄手の長袖・つばのある帽子。
アチコチ行くのなら、グリップのしっかりした靴がベスト。
夕方は、冷えて 天候も変わりやすいので、撥水性の薄手のアウターが
あったらイイと思います。
500mlの水は、アッという間に なくなってしまうので、
重たいですが、それ以上の水を持ち歩いた方が無難です。
5月 - 6月は " 天の川銀河 " が夜空の真上に観えるそうです。
(私が行った9月も、素晴らしい夜空でした)
以下、wikipedia より 抜粋。
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古来、ネイティブ・アメリカンが聖なる場所(聖地)と
あがめた場所だった。
11世紀には、ネイティブアメリカンの一部族であるハバスパイ族が
この地に棲んでいたとされる。
(最古としては700年頃にシナワ族が居住していたとされている)。
先祖からエネルギーや波動を受け取ることができるので、
この地に立つこと自体が重要な儀式なのだ、と考えている。
1876年に白人が初めて入植。
現在の都市名は、町の初代郵便局長セオドア・シュネブリーの妻
セドナに由来する。
1970年代に入ってセドナが大きく変化したのは、
vortexと呼ばれるパワースポットの街として注目されたのがきっかけだった。
既存の価値観に反発し、スピリチュアルな世界を信じる人々や、
当時多かったヒッピー(Hippie) と呼ばれる人々が大挙して
この地に押し寄せた。
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ヴォルテックス(渦)と呼ばれる磁場の強い場所が存在し、
科学的なアプローチで調べている研究者もいるそうです。
有名なヴォルテックスは以下の 4つ。
● ベルロック(Bell Rock)/
男性的な力強さを感じる場所。
上部の断崖では、滑落による死傷事故もたびたび起きるそう(怖)
● エアポート・メサ(Airport Mesa)/
セドナの街を一望できます。
朝日、夕日、両方ともみることができます。
市街から一番アクセスも良く、私は5回 訪れました。
信じがたいですが、
ここに観える風景は、大昔は全て海底だったそうです。
● カセドラル・ロック(Cathedral Rock)/
約2億年前の水 " オーク クリーク川 " が流れる
レッドロック・クロッシング(Red Rock Crossing)公園から
観ることができます。
トレイルコースで往復2時間かけて台地の上まで行けるそう。
(私たちは、今回は登りませんでした)
原住民の壁画が残っている場所もあり、案内してもらいました。
● ボイントン・キャニオン(Boynton Canyon)/
女性性の強いカチーナ(精霊)ウーマンと呼ばれる岩と、
向かい合う男性性の強い岩があり、とっても素晴らしい場所でした。
位置関係の上手い表示のさせ方がわからず(苦笑)。
どのヴォルテックスも、20〜35分圏内です。
(↑)更に詳しい情報は、こちらに まとめられています。
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(↑)2度目に訪れた際、ベルロックのすぐ隣の
" コートハウス ビュート " から、立派な虹が出ました。
(↑)ベルロックは、とっても力強い場所で、岩場に着く前に
私は強い吐き気を覚えました(汗)。
調べると、私と同じ症状の人が多いみたいです。
(↑)カセドラル・ロック付近。
9月で、気温は30度を超えていましたが、川の水は非常に冷たく、
全身 水に浸かることはできませんでした。
(↑)カセドラル・ロック のふもとにある、原住民の方が残した壁画。
とても神聖な雰囲気だったので、画像は、遠くから撮ったコレのみ。
(↑)ホーリー・クロスチャペル。
フランク・ロイド・ライトの弟子、マーガレット・ストードのデザイン。
独特な地形を存分に生かして、曲線で作られていて、
教会を構成している水平と垂直が、非常に神秘的でした。
(↑)教会の背後は、こんな岩に囲まれています。
(↑)エアポート・メサ にて。夕日を拝んでいます。
セドナについて。
到着するまでは、砂漠のような乾いた土地だと思っていました。
空気は乾いているものの、莫大な量の地下水があり、立派な川もあり、
動物や植物がたくさんいて、豊かな土地であることに驚きました。
*2019年の初め、未曾有の積雪で、大量の雪解け水で
一部、地形が変わってしまったそうです。
(↑)サボテンの実は食べられるそう。
ただ、産毛のような細かいトゲがあって、
すこし触っただけで大惨事になりました(汗)
(↑)ハトのフンのような白い斑点は、クリスタル質の層。
地表も、キラキラ細かく光っています。
セドナの赤い大地は、鉄分なんだそう。
鉄分は、人間に必要不可欠なものだから、
昔の人は、この土地に引き寄せられたのかな?・・と推測しました。
(↑)コケの一種。晴れの日は乾燥しているので岩にしかみえませんが
水を与えるとみるみる緑色に変化します。
(↑)セブン・セイクリッド・プールズ 。
(↑)デビルズ キッチン
(↑)トレイル(歩道)の目印。要所要所に置かれています。
コレが しばらくなかったら、道から外れている可能性あり。
(↑)カセドラルロックの近くにある、昔の原住民の方が住んでいた
住居跡にて。加工された痕跡のある石が たくさんありました。
(↑)ボイントン・キャニオンのカチーナ・ウーマン。
この向かいには、ノエルという男性性の岩山があります。
個人的には、ノエルの方が優しく受け入れてくれるようなカンジ、
カチーナ・ウーマンは、すこし荒々しいカンジがしました。
ここには、2回訪れて2回とも " ハートおじさん "にお会いしました。
セドナで採れた、ハート型の石をくばってらっしゃいます。
(↑)ベルロックから望む景色(北方向)。
レストランやギャラリー、アクセサリーショップが並ぶ
Tlaquepaque (テラカパキ)にて。
右側の方が、今回この旅を誘ってくださった あまね理樺 さん。
彼女とは、私は何故か気が合い、いろんな場所に旅をしています。
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● セドナへ行ってきました③(ホピの村 編) へ続きます。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
富永 大士(タイシ)
京都を拠点に、絵を描いたり、アクセサリーを作って 生活しています
https://www.instagram.com/taishi_tominaga/ (日々のアレコレ)
https://www.creema.jp/c/aura_loco/item/onsale (アクセサリー)
この note では、画家 である私自身の体験を通して
「 観たこと / 感じたこと / 考えたこと 」を投稿していけたら、
と思っています。
どうぞよろしくお願いします。
タイシ 於 京都 6/18 , 2020