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【基礎解剖学】パーソナルトレーナーが知っておくべき『股関節』の構造と基礎知識

『股関節』の構造と基礎解剖学

股関節(臼蓋大腿関節)は、大腿骨と寛骨で構成されています。大腿骨の上部先端に位置する球状の形をした「大腿骨頭」と、骨盤の寛骨にある半球状に凹んでいる「寛骨臼」で関節を形成しています。

股関節のハマりは深い構造となっており、大腿骨頭に対して寛骨臼が約4/5くらい包み込んでいます。そのため関節自体、安定した構造となっています。

股関節は「多軸性」に分類されており、屈曲・伸展、外転・内転、外旋・内旋、それぞれの複合運動と、どの運動方向に対しての動作も可能な関節構造となっています。安定性が優れている上に「可動性」にも適した関節といえます。

これらの各部位の名称は、筋肉・腱の付着部、評価、触診する際の目印(ランドマーク)となります。

↓こちらのブログでは、股関節の解剖をより詳しく「筋・靭帯・関節包」までイラスト図解でわかりやすくお伝えしています!


大腿骨の各部位の名称

  • 大腿骨頭:大腿骨の上端にある先の丸い部分

  • 大腿骨頸:骨頭と骨体の間の部分

  • 大転子:骨頭の反対側にある大きな膨らみ

  • 小転子:大腿骨頸の下にある小さな膨らみ

  • 大腿骨体:大腿骨の中心部分

  • 外側上顆:外側顆の上面にある突隆

  • 内側上顆:外側顆の上面にある突隆

  • 外側顆:大腿骨の下端外側にある隆起

  • 内側顆:大腿骨の下端外側にある隆起


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