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【治療日記】三角筋の痛み/索状硬結との戦い
Kさんは肩の痛みを訴え、来院されました。肩関節の可動域に制限があり、肩関節周囲炎いわゆる五十肩です。肩を上げようとすると三角筋の痛みがでます。三角筋を触診すると索状硬結が認められます。
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索条硬結に沿って何本か刺鍼し、ピコリナで電気をかけます。ピンポイントに刺鍼し、しつこく治療しないと硬結は取れません。
その他、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋にも刺鍼します。この4筋はローテーターカフと云われ、肩関節周囲の深層筋つまりインナーマッスルで、ここが弱くなると肩関節周囲炎の発症原因となります。特にKさんは肩関節の内旋に可動域制限が強く、肩甲下筋が関係しているとみられました。
施術を始めて2か月近く経ち、徐々でありますが、痛みが和らぎ、肩関節の動きも良くなっています。