【映画感想 #6】『アリスとテレスのまぼろし工場』を観た話
本当はこれ一本で書くつもりはなかったんですが、
想像以上に面白くて話したいことがたくさんあるので、
紹介させてください!!
今回は、
『アリスとテレスのまぼろし工場』
を観たので感想を話したいなーと思います!!
それでは!!
①あらすじ
②観ようと思ったきっかけ
1週間ぐらい前、
大学の友達数人と飲みに行きまして、
その中のアニメ好きの友達に誘われたのがきっかけです。
予告を観て面白そうだなーとは思ってましたが、
結局こういうアニメ映画って、
量産型というか、良さげな雰囲気とか世界観だけ作っておいて
内容は正直たいしたことないなーって感じるものが多いんですよねー
だから今作も、観に行くことに躊躇していて、
誰かに誘われてなければ観に行くことはなかった作品だと思います。
そういえば、
皆さんは、映画は一人で観に行く派ですか?
それとも誰かと一緒に観に行く派?
僕は基本的には一人で観に行く派、です。
誰かと観に行こうってなったら、
スケジュールを合わせたりするのが面倒じゃないですか?
あと、自分から誘って観に行った映画が、
ちょっと微妙だったりしたら、
めちゃくちゃ申し訳なくなります。
だから、基本的に映画は一人でふらっと観に行って、
帰り道に「いい映画だったなあ…..」と
ぼんやり考える時間が一番好きです。
でも、やっぱり誰かと映画を観に行って、
そのあとにご飯食べながら感想を言い合う、
あの時間もまた好きなんです。
あ、長くなっちゃいましたね。
そろそろ感想に行きましょう。
③感想
☆4.2
想像の数倍面白かった!!
いろいろと刺さる映画でした。
「自分確認票」を書かされて、
高いところから飛び降りたり、友達をシメて失神させたり、
上履きをお互いに盗み合ったり、
主人公たちの不思議な行動に、
序盤はなかなかついていけなかった。
でも、その行動全てに、
後々ちゃんと理由があることがわかって、
すごく引き込まれました。
町の人たちは、「変化」をしないように生活をしていて、
万が一変化をしてしまった人は、
神機狼(しんきろう)に呑み込まれて消えてしまいます。
(字面がいかつい笑)
ちょっと疑問だったのは、
途中で付き合い始めた新田と原の二人。
この二人はどうして消えなかったんだろう?
世界があの状態になる前からお互い好きだったから?
気持ちは変化していないからなのかな、
でも、関係は変化してるわけだし……
まあ本編とは関係ないところなので、
このくらいにしておきましょう。
睦実のセリフが刺さりまくった話
正直、
ここまでの話はどうでもいいんです。
今回僕が話したかったのは、これだけなんです。
⚠ここからは普通にネタバレなので注意!
五実は本当の世界での睦実と正宗の子どもだったわけですが、
こちらの世界で正宗のことを好きになってしまいます。
睦実たちは五実を何とかして本当の世界に戻すため、
本当の世界の列車に乗せます。
嫌がる五実をなだめるため、
その列車に睦実も一緒に乗り込んでしまいます。
そこでの睦実と五実の会話。
これが凄く良かった。
「未来はあなたのものよ。でも正宗の心は私のもの」
睦実は五実に向かってこう言います。
このセリフ、
最初はもの凄く残酷だなーと思ったんですよね。
このシーンの睦実は、
五実に向かって、かなり突き放すような言葉を言っていて、
ちょっと怖くなるくらいでした。
五実も正宗のことが好きだけど、
あんたには渡さない!
そういうことを言いたいのかなーと思っていました。
もちろん、そういう気持ちも睦実にはあるんでしょう。
でも、
睦実の一番の本心は「未来はあなたのもの」っていうところにあるんだと気づいて、
すごく鳥肌が立ちました。
五実が生きるべきなのは、
この世界じゃなくて、未来の世界。
五実の未来のことを一番に想う、
睦実のお母さんとしての優しさが感じられて、
感動しました。
残酷さと優しさを併せ持った、
とても印象的なセリフでした。
このセリフは、
本予告の最後にも使われていて、
そのときからちょっと印象的でした。
だから、本編を観たときに、
このセリフを睦実が言ったとき、
「ここで来るかー、そのセリフ!」ってなりました笑。
予告で聞いたときは、
ちょっとメンヘラっぽいなーっていう印象でしたが、
本編で聞くと、がらりと印象が変わりました。
まとめ
いやーとにかく、
これが話したかった!!
映画を見終わった後に、
しばらく友達とも話しましたが、
それでも足りなかったので、ここで話しちゃいました。
このセリフだけで、
映画の☆が0.2ポイント上がったと思います。
主題歌の「心音」もとても良かった。
エンドロールで流れたとき、
歌詞に思わず泣きそうになりました。
ぜひ映画を観たら、聞いてみて欲しい!!
少なくとも、
量産型のアニメ映画ではないと想います。
ぜひまだ観に行ってはいかがでしょうか?
”未来へ 君だけで行け”
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