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#015_”写真で巡る”桜島[鹿児島県]
私の”note”をみてくださり,ありがとうございます。
こんにちは。地図と散歩が好きな大学生,山口泰輝[やまぐちたいき]です。
私の”note”では,主にテキストで”今までの経験”や”私の好きなコト”,”使っていて便利だと思ったモノ”など多種多様なテーマについて書いています。とくに私と同じ大学生に共感してもらったり,参考にしてもらったりしていただけると嬉しいです。
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#008を出発点として,”写真で巡る”シリーズを進めています。
コロナ禍で積極的に外出ができない状況が続いていますね。私もコロナ前は月に一回ほどのペースで飛行機に乗って旅をしていたものですから,最近はその欲求を抑えるのに苦労しています。その欲求を抑えるときに私は旅先での写真を振り返ります。写真をみると,撮った当時の思い出が蘇ってきます。そんな感覚,みなさんは感じたことありますか。
”写真で巡る”シリーズでは,これまでに私が撮りためてきた外出先での写真を徐々に公開していきます。少しでも旅行気分を味わえてもらえるとありがたいです。
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第6回の今回は,鹿児島県の”桜島”です。
[撮影場所]鹿児島県垂水市,鹿児島市
[撮影日]2020年9月27日
[撮影者]山口 泰輝 / FIELD WORKER.
昨年の夏,コロナウイルスが少し落ち着いたタイミングで鹿児島県の桜島を訪れました。宮崎に地元の友だちが住んでいるので,1週間ほど居候させてもらったときに連れて行ってもらいました。
桜島を訪れたのは, およそ15年ぶり。
幼稚園生の頃に訪れていたようですが,まったく記憶にありません。
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一見,何が写っているかわからない写真ですが,何かわかりますか?
これらは桜島の火山噴出物によって埋もれた鳥居です。
これらの鳥居は,大正3(1914)年の桜島大噴火の降灰によって埋没しました。
驚きですよね。地上に鳥居の上部しか出ていません。災害の脅威と自然の偉大さ,私たち人間の無力さを視覚的に感じることができます。
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退避壕[鹿児島県鹿児島市]
桜島では,火山災害に備える”火山防災”の取り組みを見ることができます。
桜島が噴火した際に降灰や噴石から身を守るための”退避壕”は,桜島内に数カ所存在しています。私たちが避難所として利用する学校や公民館のようなイメージです。コンクリート造りで大きく硬い噴石に耐えられるように工夫されています。
桜島のあるお宅[鹿児島県鹿児島市]
この写真は,桜島の”黒神埋没鳥居”付近のお宅のガスメーターです。
ここにも火山と共に生きるための工夫がみられます。
ガスメーターが覆われるようにコンクリートで覆われています。これも火山灰が積もったり,噴石が直接当たらないようにするための工夫です。
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自然とともに生きる。
自然の恵みを得ることで私たちは生きることができますが,時には自然の脅威にさらされることもあります。その事実をきちんと理解し,末長く付き合っていくということがあるべき姿なんだと私は思います。
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<観光スポット紹介・桜島関連情報>
今回の”note”は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
2021年5月17日(月)
山口 泰輝 / FIELD WORKER.