- 運営しているクリエイター
記事一覧
1.are you happy?
幸福について話します。
ところで皆さんは、幸せになりたいですか?と聞くと、たぶん、そんなのあたりまえだろ!って、怒りますよね。
ありますよ、幸せになる方法。知りたいですか?聞きます?教えしましょうか?
…ほら、ね、怪しいでしょ。ウサン臭いでしょ。何か売りつけられそうでしょ(笑)。
幸福なんてものは、言葉にすると大体こうなっちゃう、仕方ないですよね。そもそも考えるものではなくて、感じる
2.step by step
簡単なのに難しい。子供でも解るのに、大人でもできない。そんなこともあります。
たとえば、皆さんも「良いことをしましょう。」「悪いことをしてはいけません。」と、どこかでだれかに習った記憶があると思うの。理屈は簡単ですね。でも実践できてますか?
え、できてる?本当に?後ろめたいことありません?(笑)
これって、なぜ難しいと感じるかというと、漠然としているからだと思うんですよ。
何が「良い
3.mind information
これから幸せについての話を進めますけど、これは考え方のひとつのようなものでさ、聞き手の受け取り方で変わっちゃう。ここが難しいとこ。
だって幸せって形がないでしょ、心で感じるものだから。それを言葉で伝達する。伝えるって、イ(ヒト)が云(イ)うと書きますよね。話し手が心(情)で感じたことを、聞き手に(報)告する。それしか形にして残しておく方法がないから。
ですから、これは幸福についての情報で
4.process ability
聞き手に応じて伝えないと、見えてこない。幸せってそんなもの。
情報処理能力には個体差があって、みんな各々の経験値が違う、見てきた世界が違います。アメリカ人には英語、中国人には中国語みたいにして、言語という道具を駆使して、形のない心で感じた、形のない幸せという概念に、あくまで仮の形を与え、届けるイメージです。
これは国籍や地域という空間的条件だけではなくて、歴史や世代という時間的条件につい
5.fill the gap
そもそも、僕たちは幸せになるために生まれてきたんだ。と、仮定して。
すると、みんなの目線は、当然ながら同じように幸せに向いていたはずなんだよ。そうして伝えられてきたはずなんだわ、幸福の情報。
でもね。空間的、時間的、人為的、様々な制約、諸々の条件が折り重なるようにして、情報にはギャップが生じるの。
単純に、その溝を埋めずに伝言ゲームを進めたらどうなるか?想像できるかな。
で、どう?そ
6.should be there
元来そこにあったんだ。だってみんな望まれて生まれてきた命なんだもん。
まず親は子が無事に生まれることを望むし、その子の幸せを願う。
たとえ実の親に捨てられたヒトであっても、たとえそれが瞬間的でも、何かに望まれないと命は生まれようがないの。
ヒトによれば、それは偶然と考えるかもしれない。たまたまが重なっただけと言うかもしれない。
でも、それはそのヒトのギャップがそこにあるだけで、まだ見
7.basic things
僕らには標準装備されていてた。
幸せになるというゴール。その方法、手段。でも、それを見失った、完全に。
完全に?…違う、全部が見えなくなったわけじゃない。残ってるの、見にくいけど、無くなったんじゃないの。あるの。
ちなみに、なんで見失ったのかは、掘り下げたって愚痴にしかならないので、あまり言いたくはないけど、生い立ちや柵をよく見ればわかるよ。
歴史や文化、今の自分が立っているところに
8.each line of sight
見えるところには限界がある。ヒトには目が2つあるけど、基本、前しか見えないようにできている。しかも、範囲はかなり限定的。要するに集中して前向きに生きるように、最初からできてるってことだよ。
命が生きるために必要だからそうなってるんだ、くらいに思っておけばいいと思う。
でも、だからこそ、今いるところからでは、見えない景色もある、ということになる。
そして、今、幸せになる方法が見えていな
9.concrete method
じゃあ、どうやって見えるところを高めるのか、ステップアップしてくのか、ってことになるよね。
くどいようだけど、肉眼で見える見えないの問題じゃないよ。仮に盲目のヒトでも同じ。
ずばり、ヒトとして生まれたなら、ヒトとして見えるところから始めるしかないよね。
幸いにしてヒトに生まれると、ヒトの心(情)なら受け取り(報い)ようがあるってこと。
ここを深掘りすると、ややこしくなって飲み込めな
10.what do you see now?
僕たちはヒトとして生まれ、一筋の道を進んで行く。その先にある幸せを願われて生まれ、今現在に至る。進み方はバラバラだけど、行き着くところは幸せしかない。
問題は、現在地からステップアップするために、見るべきモノが見えているかどうか。
ヒトとして見るべきモノとは何か?
それは、命です。
といってもイマイチ漠然としてるので、もう少しだけ的を絞ると、「無常」とも言える。
「無常」が本当に
11.there are stages...
物事は順を追って理解してゆくことが得策。余計な回り道しなくて済むもの。
早く幸せになるためにも、ここは「無常」が気になるところだけど、具体的に説明を進める前に、幸せへの道のりの全体像がボンヤリとでも見えるように、段階を大きく3つに分けてみますね。
とにかくヒトとして、本当の意味で「無常」を見ることがファーストステップ。全てが変化を繰り返し、一定に留まっているものが無いことを知るとレベルア
12.spiral staircase
乱暴に幸せまでの道のりを、大きく3段階に分けてイメージしてみたけど、本当のところは
もっと沢山のステップがあるんです。
階段をひとつひとつ上って、幸せへの理解と成長を繰り返す感じ。
でも、今はまだ、マクロな視点で全体をフワッと捉えてから、それから細部、深部に理解を拡げていきましょう。
で、これは僕の主観的イメージなので、解らなくても全くもって大丈夫だけど、普通は階段を上るというと、真
13.take it for granted
さて、とりあえず、おぼろ気にでも、漠然と幸せってのがあって、まぁ、なんとなく上の方というか、成長と共に見える景色が拡がる印象
なので、あえて方向を示すと上みたいな感じなんだけど、実際は上とか下とか、ただの概念だから重要でもなくて、全体像を理解するための表現のひとつ、くらいに受け止めてください。
で、いよいよファーストステップ「無常」について深掘りしていきます。
まだ「無常」が本当に見え
14.it's not a given
本当は、あたりまえの事なんて何ひとつないんです。でも、あたりまえだと思っていないと、ヒトの生活はたちまち破綻してしまう。だって今日も朝から目が覚めたでしょ、あたりまえに…。
普通に起きて、今日が始まるだなんて、一体誰が決めたんでしょう?
何をバカげたことを言ってるんだ、そんな事をいちいち気にして生活してられるか!と思うじゃないですか。
でも、何げなくヒトとして暮らしているうちに、出