5.fill the gap

 そもそも、僕たちは幸せになるために生まれてきたんだ。と、仮定して。
 すると、みんなの目線は、当然ながら同じように幸せに向いていたはずなんだよ。そうして伝えられてきたはずなんだわ、幸福の情報。

 でもね。空間的、時間的、人為的、様々な制約、諸々の条件が折り重なるようにして、情報にはギャップが生じるの。

 単純に、その溝を埋めずに伝言ゲームを進めたらどうなるか?想像できるかな。
 で、どう?その隙間、埋める努力や工夫のようなもの、なされてきただろうか?自分の身の回りの暮し、生活、文化や風習。

 ずいぶんと長い時間、僕たちは忘れてやしないかな。

 もはや、幸せとは何なのか?どうしたら幸せになれるのか?だいたい幸せなんて本当にあるのか?どうして幸せにならなくちゃならないのか?…答えが解らないことだらけ。

 いきなり高みへ目線を向けるのではなく、今の自分に見えるところへ照準を合わそうよ。ギャップを埋めよう。

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